会津鉄道 湯野上温泉駅 ~茅葺き屋根に癒される素朴な駅

会津鉄道の駅である湯野上温泉駅は、全国的にも非常に珍しい
茅葺き屋根の駅舎です。
素朴で旅情ある「湯野上(ゆのかみ)温泉駅」をご紹介致します。

湯野上温泉駅2014_1駅舎全景

福島県下郷町~会津の深い山々に囲まれた茅葺き屋根の湯野上温泉駅。
周りの風景にも負けないくらい、素朴で風格ある佇まいの駅。。。ひと目で
虜になります(汗)

湯野上温泉駅2014_2駅舎入口

茅葺き屋根の軒下は、駅の入口とは思えない落ち着き感に満ちています。
設置されているベンチに腰掛ければ、普段の生活を忘れてしまいそうな感じ。
何げに、昔の赤いポストも立っています。

湯野上温泉駅2014_3駅舎内改札口

駅の改札口です。右側に切符売り場の窓口があります。
日中のみ、委託の駅員さんがいます。

湯野上温泉駅2014_4駅舎内囲炉裏

待合室には板張りの小上がりに囲炉裏もあり、火が炊かれる日もあります。
暖房や雰囲気作りだけではなく、茅葺き屋根に集まる虫を煙で追い払うという
大事な役目がある為です。

まるで古民家の様な待合室で、お茶(無料)や甘酒・コーヒー(有料)を頂く事も
できます。

湯野上温泉駅2014_5駅舎内売店

駅舎内には、土産処でもある売店もあり、なかなかの品揃えです。

湯野上温泉駅2014_6構内ホーム1番線

ホームは2本あり交互にズレた配置となっています。
手前が1番線(鬼怒川・会津田島方面)、奥が2番線(会津若松方面)です。
白漆喰の壁に茅葺き屋根の駅舎だからでしょうか、無機質なコンクリートの
ホームも素朴に見えます。

湯野上温泉駅2014_7構内ホーム2番線

2番線から見た駅舎。立派な茅葺き屋根ですね~。

元々、国鉄「会津線」の駅として昭和7年に開業した「湯野上駅」、現在とは
異なってトタン屋根の駅舎でした。
昭和62年に第三セクターへ転換され会津鉄道となった際に、駅名を湯野上
温泉駅に改称し、最寄りの観光地である大内宿に合わせて茅葺き屋根に
改修し、国内唯一(当時)となる茅葺き屋根の駅舎が誕生したのです。

湯野上温泉駅2014_8構内全景

2番線の奥から~湯野上温泉駅の構内を見てみると、駅舎が遠くに見えます^^;
1番線と2番線の間は構内踏切を渡ります。田舎ではお決まりのパターンです。
ホームの脇には桜の木が並んでおりまして、春には美しい桜に包まれます。

湯野上温泉駅2014_9AT-650形快速AIZU尾瀬エクスプレス

湯野上温泉駅に、快速AIZU尾瀬エクスプレス(AT-650形)がやって来ました。
お盆で観光客が多く、いつもの2両編成が3両編成になっておりました。
(注意:訪問したのは、2014年8月15日です・・・2年前のネタでスミマセン^^;)

湯野上温泉駅2014_10AT-650形快速AIZU尾瀬エクスプレス

ローカル列車と茅葺き屋根の駅舎、スバラシイ組み合わせですね~。
これが国鉄時代の車両(クリーム色とオレンジ色のツートンカラー)だったら、
鉄の人は興奮間違い無し。蒸気機関車だったら倒れてしまいますw

湯野上温泉駅2014_11AT-750形快速AIZUマウントエクスプレス

会津若松へ向けて出発した、快速AIZUマウントエクスプレス(AT-750形)。
一部の列車は喜多方や東武日光まで遠征しちゃいます。
自分は、新幹線なんかより・・・こういったローカル列車の方が大好物です。
ひ弱な線路を見ると、可哀想な姿に萌える訳です。

湯野上温泉駅2014_12入場券

列車に乗らないのにホームへ入る、自分の様なバカは「入場券」を購入します。
湯野上温泉駅の入場券は、写真の様に~桜満開湯野上温泉駅の絵が書かれた
「栞」タイプと、今ではまずお目に掛かれない昔懐かしい「硬券(厚紙)」タイプが
あり、好きな方を選べます。ちょっとした訪問記念になると思います。

湯野上温泉駅2014_13足湯 親子地蔵の湯

ホームから~ふと見ると、たくさん人が群がっている所を発見。

湯野上温泉駅2014_14足湯 親子地蔵の湯

湯野上温泉駅には足湯があるのです!それで人が集まっていた訳です。
その名も「親子地蔵の湯」。元々あった親子地蔵を足湯建物内に安置したのが
名前の由来です。以前来た時には駐車場だったのですが・・・ね。
往来する列車を見ながら(1時間に1往復しか来ませんが)、ゆっくり足湯に入れる
訳です。
「足湯に入ると、お風呂に入りたくなっちゃう♪」と言う方も、安心して下さい!
駅周辺には、立ち寄り湯できる温泉宿が何件もありますからっ。

~~~

茅葺き屋根の湯野上温泉駅は、素朴で風情あるスポットなので、列車を利用
する方だけではなく、観光客も結構訪れる名物駅となりました。
ですので、車やバイクで立ち寄る方も多いです。

湯野上温泉駅2014_15国道121号線案内板

国道121号線に、湯野上温泉駅へ曲がる案内標識が設置されていますので
分かりやすいです。
信号交差点を曲がり、すぐ踏切を渡って左折します。

湯野上温泉駅2014_16駐車場入口

駅前の集落を進むと(道狭いです)、「湯野上温泉 駐車場」の案内板があります
ので、迷わずに訪問できます。
乗用車15台程の駐車場は、湯野上温泉駅の隣なので便利です。

湯野上温泉駅2014_17猿遊号バス停

ちなみに湯野上温泉駅は、茅葺き屋根の町並みで有名な「大内宿」の最寄駅です。
最寄駅と言っても、5.5kmも離れているので歩いては行けませんけど・・・。
そこで、タクシー会社が運行する「猿遊号」と言うバスに乗って行く事になります。
大内宿行き「猿遊号」のバス停は、駐車場にあります。

駅ではありますが、茅葺き屋根の湯野上温泉駅は、周りの深い山々とも相まって、
素朴でどこか落ち着く異心地の良いスポットです。
会津の大内宿へお越しの際は、是非とも立ち寄ってみて下さい(^^)

> 湯野上温泉駅(会津鉄道公式サイト)
> 猿遊号バス(広田タクシー公式サイト)
> 湯野上温泉の温泉宿一覧はこちら

以前(2011年)に湯野上温泉駅を訪問した時の過去記事です。
> 会津鉄道 茅葺き屋根の湯野上温泉駅を訪問



(残念?なご報告)
湯野上温泉駅は、日本唯一の茅葺き屋根の駅舎!として有名な駅でした。
ところが・・・もう一箇所、茅葺き屋根の駅が出来てしまったのです。

湯野上温泉駅2014_18豊後中村駅wikimedia commons
※画像はwikimedia commonsより

温泉で有名な湯布院も通る~JR久大本線の「豊後中村駅」(大分県九重町)です。
同じ茅葺き屋根ながら、東北と九州では形状がまったく違いますね、興味深いです。


癒し系カプセルトイ「コップのフチ子」が、全国の温泉を紹介するDVD.
「温泉のフチ子 Vol.2」湯野上温泉も収録されています。


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ジャンル : 旅行

会津鉄道 会津田島駅 ~都心からも電車が来る南会津の拠点駅

福島県南会津の中心地は田島という所です。
田島には、会津鉄道会津田島駅があるので、寄ってみました。

会津鉄道は、会津若松市の西若松駅~福島県南会津町の会津高原尾瀬口駅を
結び、会津地方57.4kmを縦断する第三セクター鉄道です。

会津田島駅1駅舎全景

会津田島駅は、ローカル線の駅とは思えない、大きくて立派な建物です。
(写真は、屋根のカーブ具合で察しの通り、建物の半分しか写っていません)
駅舎と言うより、「会津田島ステーションプラザ」という施設に、駅舎が入っている
感じでしょうか。

会津田島駅2窓口待合室

駅舎(大きな建物の右端部分)に入ると、オープンな感じの切符売り場窓口と、
椅子が並ぶ待合スペースがあります。
(会津田島駅は有人駅です)。
お盆時期だからでしょうか、観光客や帰省客で賑わっていました。

会津田島駅3改札口

改札口です。大画面の液晶画面(テレビ?)に、列車の発車案内が表示されます。
行き先に「浅草」と表示されているのが見えるでしょうか?
こんな山深い南会津ですが、東京都心と直通する電車が走っているのです!
これは、南側の終点:会津高原尾瀬口駅で野岩鉄道と接続し、その先で東武鉄道と
繋がっているからです。

会津田島駅4売店

会津田島駅が入っている「会津田島ステーションプラザ」には、土産品や直産野菜等が
たくさん揃っている大きな売店があります。
2階には大きな食堂があり、広い駐車場もあり、まるで道の駅の様に充実した施設です。
道の駅ではなく、本当の鉄道の駅なのですがw
ドライブやツーリングの途中で立ち寄りたい観光施設でもあります。

会津田島駅5ホーム東武6050系

ホームには、東武鉄道の6050系電車が出発を待っていました。
南会津の山奥で、首都圏大手私鉄の電車が見れるなんて、不思議な感じです。

東武鉄道の新藤原(鬼怒川温泉)から野岩鉄道となり、会津高原尾瀬口から会津鉄道と
なって会津田島まで電化されており、東武電車がここまで乗り入れて来るのです。
ですので、南会津の人々が東京へ行く場合、東北新幹線ではなく東武電車で行くのです。

会津田島駅6構内日光側

駅構内から南側(日光・鬼怒川方面)を見てみます。
左側の1・2番線のみ電化されています。右側の3・4番線は電線がありません。

会津田島駅7構内会津若松側

駅構内から北側(会津若松方面)です。
会津田島より北側・会津若松方面は電化されていないので、ディーゼルカーが走ります。
会津鉄道の北の終点は西会津駅ですが、そこから全列車がJR只見線に乗り入れて、
会津若松駅まで行きます。一部の列車は喜多方まで足を伸ばします。
(時間の関係で、ディーゼルカーの写真は撮れませんでした)。

会津田島駅8スカイツリートレイン東武634型

浅草から、臨時特急「スカイツリートレイン」が到着しました。
会津田島からは、電車1本で東京スカイツリーに行けちゃうんですw

ちなみに、リクライニングシート仕様のディーゼルカー(気動車)で、会津若松~鬼怒川温泉を
結ぶ、快速「AIZUマウントエクスプレス」も走っています。
一部の列車は、東武日光や喜多方まで乗り入れますので、日光・鬼怒川と会津を直接行き来
する観光もできちゃいます。

会津田島駅9駅名標とスカイツリートレイン

会津田島駅の駅名標です。
後ろに停車しているのはスカイツリートレイン。車体に東京スカイツリーが描かれていますね。
ちなみに、東京スカイツリーの事業主体は、東武鉄道が筆頭株主である「東武タワースカイ
ツリー株式会社」ですから、東武鉄道が建てた様なものです。

会津田島駅10静態保存C11蒸気機関車

会津田島駅には、大きな駅舎の西側に「C11型蒸気機関車」が保存されています。
トーマス機関車で有名な、静岡県の大井川鉄道を走っている蒸気機関車と同じ型式です。
昭和9年、国鉄「会津線」として開通してから昭和49年に引退するまで活躍したそうです。

会津田島駅は、電化区間の終点となる駅で、会津鉄道の主要駅でもあります。
都心から大手私鉄の電車が乗り入れて来る、第三セクターのローカル鉄道としては珍しい
光景が見れます。非電化である会津若松方面へ向かう気動車も走っていますので、色々な
列車を見る事ができる駅です。

大きな駅舎は、道の駅の様に観光施設が充実していますので、車やバイクで来た場合でも
立ち寄るには良いスポットです(^^)

> 会津鉄道 公式サイト
> 東武の会津 東武鉄道・東武トラベル



会津鉄道の魅力を詰め込んだDVD


蕎麦の名産地~南会津町~奈良屋の手打ち生そば


東武鉄道6050系のNゲージ模型(グリーンマックス製)



テーマ : 鉄道の旅
ジャンル : 旅行

温泉街のローカル私鉄の終着駅 福島交通飯坂線 飯坂温泉駅

奥州三名湯のひとつである、福島市の飯坂温泉(いいざかおんせん)

この温泉街には、ローカル私鉄電車の終着駅があります。
飯坂温泉駅です。

温泉街にある、ローカル電車の終着駅。。。
それを聞くだけで情緒感じるのは、自分だけでしょうか?^^;

福島交通飯坂温泉駅1

2010年に改築された駅舎は、とっても綺麗な建物でした。
期待していた古き良き温泉情緒~とは行きませんが、落ち着いた近代的な、
温泉街のシンボルとして恥ずかしくない立派な駅舎です。


飯坂温泉駅は、福島交通飯坂線という私鉄の駅で、1927年(明治2年)
に開業しました。

福島~飯坂温泉の9.2kmという短い距離を走る電車で、福島市の郊外電車
という感じでしょうか?



駅には、コンビニ・青果店・銀行ATMが同居し、コンパクトながら便利な駅
です。

福島交通飯坂温泉駅2


入口を入ったところです。
電車に乗るには、階段を下りて行きます。

福島交通飯坂温泉駅3


駅の改札口です。小綺麗に整備されたシンプルな駅です。
国鉄と同じ案内表示。。。懐かしいですね~。

福島交通飯坂温泉駅4


窓口と切符自販機です。
右奥に、待合室とトイレがあります。
飯坂温泉駅は、駅員がいる有人駅です。

福島交通飯坂温泉駅5


改札口から見た、ホームです。
2面1線の頭端式ホームで、終点駅らしい風景です。

降りるホームと、乗車するホームが分かれています。

福島交通飯坂温泉駅6

2両編成の電車がやって来ました~。

福島交通飯坂温泉駅7


ホームから見た改札口、駅舎です。
線路が切れ、その先に改札口がある。。。終着駅らしい姿です。

福島交通飯坂温泉駅8


福島交通7000系。。。ステンレス製の通勤電車です。

元々、東京の東急電鉄で走っていた電車で、福島交通へ譲渡されたものです。

福島交通飯坂温泉駅9


電車は、落ち着く暇も無く、2分後にはすぐ折り返して発車して行きました。。。

福島交通飯坂温泉駅10


飯坂温泉駅の銘板です。
これも、国鉄と同じ感じの銘板で、懐かしいさ満点です。

福島交通飯坂温泉駅11


飯坂温泉駅前です。正面に観光協会の建物があります。

観光協会を左側へ行けば「鯖湖湯」。
右側へ行けば「波来湯」へ行けます。

福島交通飯坂温泉駅12


駅前にある、松尾芭蕉の像です。
松尾芭蕉は、飯坂温泉に寄り、鯖湖湯の温泉に入ったそうです。

福島交通飯坂温泉駅13


どんな田舎でも、街の顔である駅。
駅があると、ついつい覗いてしまう管理者であります(笑)








テーマ : 駅の風景
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