盛駅(大船渡市)震災からの復旧を実感

岩手県大船渡市。三陸沿岸にあるこの街も津波により大きな被害を
受けました。

大船渡を通る鉄道も甚大な被害を受け、長い期間…運行休止状態と
なりました。


東日本大震災から約2年。。。今年(2013年)、
 ・3月2日 JR大船渡線 気仙沼駅~盛駅間がBRTにより仮復旧。
 ・4月3日 三陸鉄道南リアス線 盛駅~吉浜駅間が運行再開。

鉄道が(JRはバスですが…)再開し、目に見えて復旧を感じる事がで
きる様になったと思います。

三鉄JR盛駅1三鉄気動車とBRT

左側が三陸鉄道の新型車両。右側がJRのBRTバスです。
この両線が接続する盛(さかり)駅へ行ってみました。


三鉄JR盛駅2国道45号線大船渡市街

三陸自動車道の大船渡ICから、国道45号線で大船渡市街へ入ります。
大船渡から仙台まで171kmもあるのですね…^^;


三鉄JR盛駅3国道45号線盛駅入口

国道から、盛駅へ向かって左折します。


三鉄JR盛駅4駅舎

盛(さかり)駅に到着しました。

右側がJR大船渡線の駅舎で、2012(平成24)年12月に改装されました。
綺麗な外観にちょっとビックリ。
左側が三陸鉄道の駅舎です。

この駅も津波により浸水しましたが、建物が壊れたり流されたりするまでには
至らなかったとの事。


三鉄JR盛駅5BRT運行開始

JR駅舎にはBRT運行開始の旗が並び、ちょっと華やかな感じ。


三鉄JR盛駅6JR駅舎内

駅舎内も綺麗に改装されました。
走っているのは「バス」ですが、駅舎内は「鉄道」仕様そのものです。


三鉄JR盛駅7JR大船渡線BRTホーム

ホームへ出ると、線路ではなく道路が…列車ではなくバスが停車しています。
これがBRTと呼ばれる交通形態です。

三鉄JR盛駅8JR駅名標

駅名標は鉄道時代そのままで、ちょっと安心。


三鉄JR盛駅9三陸鉄道駅舎

こちらは三陸鉄道の盛駅舎です。花の絵に囲まれた駅名が可愛らしい感じ。


三鉄JR盛駅10三陸鉄道駅舎内

駅舎内は、様々なポスター・飾り・三鉄グッツ類が所狭し並び、居場所が無い
ほどの充実感です^^;

これは「ふれあい待合室」として、NPO法人夢ネット大船渡が三陸鉄道盛駅舎
活用事業を行っているためです。
 > 三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室 公式サイト

運賃表は、吉浜より先が塞がれており…早い復旧が望まれます。


三鉄JR盛駅11三陸鉄道キハ36-700型

南リアス線を走るキハ36-700形気動車です。
この新型車両、クウェートからの資金援助により製造されたものです。

津波により、盛駅の車庫にいた3両の列車は浸水して使えなくなりました。
鉄道車両は一般的に1両1億円します…赤字第三セクター鉄道では代替
車両を製造する余裕なんてありません…そんな時にクウェートからの援助
です!世界中からの援助~ただただ感謝です!

運行再開の様子はこちら~、
 歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!さんのブログです。
 > 祝!三陸鉄道南リアス線復活!クウェートからやって来た3両の36‐700形。


三鉄JR盛駅12駅構内

跨線橋から、盛駅の構内を見下ろせます。

奥から…1番線はJRのBRT降車用、2番線はJRのBRT乗車用。
手前の3番線は三陸鉄道用。

三陸鉄道を降りたら、同じホームでバス(JR)に乗り換えられます。
列車とバスが同じホームって…これはかなり珍しいのでは?!


三鉄JR盛駅13三陸鉄道車庫

跨線橋から、駅と反対側(南側)を見るとこんな感じ。

一番右側が、JR大船渡線…線路は剥がされてバス専用道路となりました。
 地元では、このまま廃線になるのでは?と危惧されております…。

真ん中は、三陸鉄道の車庫。

一番左側は、岩手開発鉄道という、貨物専用線です。
でも、1992(平成4)年までは、旅客列車が走っていました。



東日本大震災の津波により、大きな被害を受けた大船渡。
復興は遠いかも知れませんが…復旧は進んでいます。大船渡でそれを一番
実感できるのが「盛駅」なのかも知れません。

> 三陸鉄道 公式サイト



Travel.jp[たびねす]震災後の三陸~復興と魅力凝縮コース~奇跡の一本松・碁石海岸
たびねす油麩丼はっと汁1
旅行のナビゲートサイト「たびねす」に掲載されております、右肩が書いたガイド記事です。
併せて是非ともご覧下さい!(画像をクリックすると開きます)。


三陸を代表する銘菓「かもめの玉子」は、大船渡で作られています。
見た目も卵そっくりですが、絶妙な美味しさで人気のお菓子です。
食べやすいミニやブルーベリー風味、季節限定品等、バラエティも
あって楽しめるおススメ品です。


甦れ!東北の鉄道 復興への軌跡
津波被害を受けた鉄道各線の記録~震災前の車窓風景を収録したDVD付き。



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ジャンル : 旅行

三陸鉄道南リアス線の名所 恋し浜駅

三陸鉄道:南リアス線恋し浜駅(こいしはまえき)をご紹介致します。


三陸鉄道恋し浜駅1駅名標

真っ青な海と夜空が綺麗な「恋し浜駅」の駅名標です。
バックに、三陸の真っ青な海も見えます。。。


仙台から岩手へ東北道で向かっている途中、立ち寄った前沢サービス
エリアで、岩手観光のパンフレットをちょっと覗いたら、この真っ青な駅
名標の写真があって、惹かれてしまいました・・・^^;

予定はしていなかったのですが・・・駅名標を一目見たくて立ち寄る事に
しました。一人ドライブだからこそのワガママです。


三陸鉄道恋し浜駅2県道9号線

旧三陸町から、国道45号線から外れて県道9号線へ入り、海岸沿いを
南下します。
幹線道路を外れ、地元の人しか利用しない様なローカルな道を進みます。


三陸鉄道恋し浜駅3越喜来湾

途中、真っ青な越喜来(おきらい)湾を望みながら進みます。


三陸鉄道恋し浜駅4駅入り口

恋し浜駅の入り口です。案内板があります。


三陸鉄道恋し浜駅5駅入り口桜

県道から駅まで、満開の桜が並んでおりました。
奥に、ホームへ上がる階段とトイレ小屋が見えます。


三陸鉄道恋し浜駅6全景

恋し浜駅へ到着しました。

1985(昭和60)年10月16日、地元住民の請願駅として、当時の三陸町
小石浜地区に小石浜(こいしはま)駅として開業しました。

小石浜地区はホタテの養殖が盛んで、「恋し浜ホタテ」というブランドで出荷
しています。肉厚な上に甘みがあるとの評判です。

このブランドを駅名にも使用し地域活性化を図るべく、地元の発案・請願により、
2009(平成21)年7月20日、恋し浜駅に改称されました。

呼び方は「こいしはま」のまま変わらず、漢字のみ変更した訳です。


三陸鉄道恋し浜駅7ホーム

駅は、単線の線路に1本のホームという、シンプルなローカル駅です。
もちろん無人駅です。

綺麗なこの駅名標は、地元の方が考えたデザインだそうです。
駅名が縦書きとなっていますが、これも全国的には珍しい表記なんです。


三陸鉄道恋し浜駅8駅舎内

白い小さな駅舎の中は、ホタテに埋め尽くされています。。。^^;
恋し浜駅の名物「ホタテ貝の絵馬掛け」です。

小石浜のブランドであるホタテの貝殻に、恋愛成就の願いを書いて吊るします。
恋愛に限らず、学業成就・健康・金運など。。。書く願いは何でもOKです。
小さいながらも、きちんと神棚もありました^^

震災後は、お見舞いや復興を願った絵馬掛けが多くなりました。


三陸鉄道恋し浜駅9幸せの鐘

ステンレス製の透かし彫りが綺麗な「幸せの鐘」もホームにあります。
星と天使がデザインされたもので、2010年に設置されました。
カップルで駅に来て鳴らしてねっ!という事ですね。


三陸鉄道恋し浜駅10桜

桜が満開の恋し浜駅。。。
ゆったり静かな時が流れている~心休まる田舎という感じで、無理して
来た甲斐がありました♪




 > 三陸鉄道 公式サイト


三陸産のホタテは、大きくて美味しいです(^^)




三陸鉄道南リアス線で、1両だけ津波から逃れた車両。
キット・ずっと号が模型化されました。



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ジャンル : 旅行

釜石駅 乗り入れ3路線全ての終着駅

北上山地を越えて釜石へ到着し、まずは釜石駅へ行ってみました。

釜石駅は、JR釜石線・山田線三陸鉄道南リアス線の3路線が乗り入れる
駅です。3路線全ての終着駅(終点)でもあります。

釜石駅1全景

釜石駅舎の全景です。左側の大きい駅舎はJR、右側は三陸鉄道の駅舎で、
分かれて独立しています。

東日本大震災による津波で、駅舎を含めた一帯は冠水した様ですが、現在
では津波が来たとは思えない程、綺麗になっていました。



まずは、三陸鉄道の釜石駅を覗いてみました。

釜石駅2三陸鉄道駅外観

駅舎の外観です。


釜石駅3三陸鉄道駅舎内

駅舎内です。

三陸鉄道南リアス線は、東日本大震災により大きな被害を受け、現在でも
三陸~釜石間は運休中です(復旧工事中)。
ですので、釜石駅に三陸鉄道の列車は来ません・・・。

運休中のため、発券窓口や待合室はその役割が無く、カフェ・売店として
営業していました。

真ん中に大きな鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)があり、これを囲む形
でテーブルがあり、カフェとして食事ができる様になっています。


釜石駅4三陸鉄道駅舎内

三陸鉄道のグッツが沢山並ぶ売店コーナー。
パンフレット、書籍、コップ、玩具、フィギア、鉄道模型。。。沢山のグッツ
が並びます。

現在は広報的役割を果たしている感じですが、早期の復旧運行再開を願
うばかりです。。。



次は、JRの釜石駅です。

釜石駅5JR駅外観

二階建ての立派な駅舎です。震災後2012年に改装され、明るく近代的な
姿に一新しました。


釜石駅6JR駅舎内

駅舎内は、二階吹き抜けの広い空間となっています。
天井から吊るされた、桜をイメージしたピンクの装飾が綺麗です(^^)


釜石駅7JR駅舎内

NEWDAYS(コンビニ)と、立ち食いそば屋が入居し、食事ができる
テーブルと椅子も並び、ローカル駅にしてはなかなかの充実ぶりです。


釜石駅8構内

釜石駅の構内~釜石線の普通列車(キハ100)が停車中。
JRはホーム2本に4番線、奥に三陸鉄道のホームが1面1線、合計すると
1~5番線あります。


釜石駅9構内キハ110

快速用の列車(キハ110)が待機中。。。


釜石駅10駅前

釜石駅前には、新日鐵住金釜石製鐵所の大きな工場がそびえています。

釜石は、日本の近代製鉄業発祥の地です。
江戸時代の1727(享保12)年、釜石の山沿いに釜石鉱山が発見されて
から、釜石は鉄の町となります。

海岸沿いに日本最初の製鉄所ができ、鉱山から鉱物を運ぶために鉄道が
開通しました。

このような歴史のため、釜石駅は街中ではなく製鉄所前にあります。


釜石駅11復興の鐘

駅前には、釜石復興の鐘が設置されています。

2011年12月31日に除幕されたこの鐘、震災で亡くなられた方々
への鎮魂、釜石の復興、震災を後世に伝えるための記憶、未来への希望
を込めた鐘として、釜石市の有志による釜石復興の風プロジェクトにて
製作されました。

資金を募るため300円のうちわを販売したところ、全国から注文が相
次ぎ、約3週間で用意した1万本が完売したとの事で、当時の震災に対
する関心の高さが伺えるエピソードです。


釜石駅12構内

駅から、JR線が伸びる山側を撮影。
駅を出ると線路が2本にまとまります。

1本は西へ向かって山越えする釜石線で、津波の影響が無かったので、
震災の翌月より運行を再開しています。

もう1本は三陸沿岸を北上する山田線。こちらは震災の津波による被害
が甚大で、今でも復旧の目処すら立っていません・・・。


東日本大震災以前の様に、3路線全ての列車がまた走れるよう、復旧を
願うばかりです。




三陸鉄道南リアス線の車内案内放送を収録したCD。
復興支援として代金の一部は寄付されます。


JR釜石・山田線を走る(現在は釜石線のみ)快速はまゆり。
列車の精密Nゲージ模型です。





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ようこそ当ブログへ!右肩と申します。

お金も時間もありませんが、ドライブした
らとりあえずUPします。
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ドライブできる様になりたいなぁぁぁ^^;

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