
盛駅(大船渡市)震災からの復旧を実感
|Posted:2013/07/16 19:12|Category : 岩手県 鉄道駅|
岩手県大船渡市。三陸沿岸にあるこの街も津波により大きな被害を
受けました。
大船渡を通る鉄道も甚大な被害を受け、長い期間…運行休止状態と
なりました。
東日本大震災から約2年。。。今年(2013年)、
・3月2日 JR大船渡線 気仙沼駅~盛駅間がBRTにより仮復旧。
・4月3日 三陸鉄道南リアス線 盛駅~吉浜駅間が運行再開。
鉄道が(JRはバスですが…)再開し、目に見えて復旧を感じる事がで
きる様になったと思います。

左側が三陸鉄道の新型車両。右側がJRのBRTバスです。
この両線が接続する盛(さかり)駅へ行ってみました。

三陸自動車道の大船渡ICから、国道45号線で大船渡市街へ入ります。
大船渡から仙台まで171kmもあるのですね…^^;

国道から、盛駅へ向かって左折します。

盛(さかり)駅に到着しました。
右側がJR大船渡線の駅舎で、2012(平成24)年12月に改装されました。
綺麗な外観にちょっとビックリ。
左側が三陸鉄道の駅舎です。
この駅も津波により浸水しましたが、建物が壊れたり流されたりするまでには
至らなかったとの事。

JR駅舎にはBRT運行開始の旗が並び、ちょっと華やかな感じ。

駅舎内も綺麗に改装されました。
走っているのは「バス」ですが、駅舎内は「鉄道」仕様そのものです。

ホームへ出ると、線路ではなく道路が…列車ではなくバスが停車しています。
これがBRTと呼ばれる交通形態です。

駅名標は鉄道時代そのままで、ちょっと安心。

こちらは三陸鉄道の盛駅舎です。花の絵に囲まれた駅名が可愛らしい感じ。

駅舎内は、様々なポスター・飾り・三鉄グッツ類が所狭し並び、居場所が無い
ほどの充実感です^^;
これは「ふれあい待合室」として、NPO法人夢ネット大船渡が三陸鉄道盛駅舎
活用事業を行っているためです。
> 三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室 公式サイト
運賃表は、吉浜より先が塞がれており…早い復旧が望まれます。

南リアス線を走るキハ36-700形気動車です。
この新型車両、クウェートからの資金援助により製造されたものです。
津波により、盛駅の車庫にいた3両の列車は浸水して使えなくなりました。
鉄道車両は一般的に1両1億円します…赤字第三セクター鉄道では代替
車両を製造する余裕なんてありません…そんな時にクウェートからの援助
です!世界中からの援助~ただただ感謝です!
運行再開の様子はこちら~、
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!さんのブログです。
> 祝!三陸鉄道南リアス線復活!クウェートからやって来た3両の36‐700形。

跨線橋から、盛駅の構内を見下ろせます。
奥から…1番線はJRのBRT降車用、2番線はJRのBRT乗車用。
手前の3番線は三陸鉄道用。
三陸鉄道を降りたら、同じホームでバス(JR)に乗り換えられます。
列車とバスが同じホームって…これはかなり珍しいのでは?!

跨線橋から、駅と反対側(南側)を見るとこんな感じ。
一番右側が、JR大船渡線…線路は剥がされてバス専用道路となりました。
地元では、このまま廃線になるのでは?と危惧されております…。
真ん中は、三陸鉄道の車庫。
一番左側は、岩手開発鉄道という、貨物専用線です。
でも、1992(平成4)年までは、旅客列車が走っていました。
東日本大震災の津波により、大きな被害を受けた大船渡。
復興は遠いかも知れませんが…復旧は進んでいます。大船渡でそれを一番
実感できるのが「盛駅」なのかも知れません。
> 三陸鉄道 公式サイト
Travel.jp[たびねす]震災後の三陸~復興と魅力凝縮コース~奇跡の一本松・碁石海岸

旅行のナビゲートサイト「たびねす」に掲載されております、右肩が書いたガイド記事です。
併せて是非ともご覧下さい!(画像をクリックすると開きます)。
三陸を代表する銘菓「かもめの玉子」は、大船渡で作られています。
見た目も卵そっくりですが、絶妙な美味しさで人気のお菓子です。
食べやすいミニやブルーベリー風味、季節限定品等、バラエティも
あって楽しめるおススメ品です。

甦れ!東北の鉄道 復興への軌跡
津波被害を受けた鉄道各線の記録~震災前の車窓風景を収録したDVD付き。

受けました。
大船渡を通る鉄道も甚大な被害を受け、長い期間…運行休止状態と
なりました。
東日本大震災から約2年。。。今年(2013年)、
・3月2日 JR大船渡線 気仙沼駅~盛駅間がBRTにより仮復旧。
・4月3日 三陸鉄道南リアス線 盛駅~吉浜駅間が運行再開。
鉄道が(JRはバスですが…)再開し、目に見えて復旧を感じる事がで
きる様になったと思います。

左側が三陸鉄道の新型車両。右側がJRのBRTバスです。
この両線が接続する盛(さかり)駅へ行ってみました。

三陸自動車道の大船渡ICから、国道45号線で大船渡市街へ入ります。
大船渡から仙台まで171kmもあるのですね…^^;

国道から、盛駅へ向かって左折します。

盛(さかり)駅に到着しました。
右側がJR大船渡線の駅舎で、2012(平成24)年12月に改装されました。
綺麗な外観にちょっとビックリ。
左側が三陸鉄道の駅舎です。
この駅も津波により浸水しましたが、建物が壊れたり流されたりするまでには
至らなかったとの事。

JR駅舎にはBRT運行開始の旗が並び、ちょっと華やかな感じ。

駅舎内も綺麗に改装されました。
走っているのは「バス」ですが、駅舎内は「鉄道」仕様そのものです。

ホームへ出ると、線路ではなく道路が…列車ではなくバスが停車しています。
これがBRTと呼ばれる交通形態です。

駅名標は鉄道時代そのままで、ちょっと安心。

こちらは三陸鉄道の盛駅舎です。花の絵に囲まれた駅名が可愛らしい感じ。

駅舎内は、様々なポスター・飾り・三鉄グッツ類が所狭し並び、居場所が無い
ほどの充実感です^^;
これは「ふれあい待合室」として、NPO法人夢ネット大船渡が三陸鉄道盛駅舎
活用事業を行っているためです。
> 三陸鉄道盛駅 ふれあい待合室 公式サイト
運賃表は、吉浜より先が塞がれており…早い復旧が望まれます。

南リアス線を走るキハ36-700形気動車です。
この新型車両、クウェートからの資金援助により製造されたものです。
津波により、盛駅の車庫にいた3両の列車は浸水して使えなくなりました。
鉄道車両は一般的に1両1億円します…赤字第三セクター鉄道では代替
車両を製造する余裕なんてありません…そんな時にクウェートからの援助
です!世界中からの援助~ただただ感謝です!
運行再開の様子はこちら~、
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!さんのブログです。
> 祝!三陸鉄道南リアス線復活!クウェートからやって来た3両の36‐700形。

跨線橋から、盛駅の構内を見下ろせます。
奥から…1番線はJRのBRT降車用、2番線はJRのBRT乗車用。
手前の3番線は三陸鉄道用。
三陸鉄道を降りたら、同じホームでバス(JR)に乗り換えられます。
列車とバスが同じホームって…これはかなり珍しいのでは?!

跨線橋から、駅と反対側(南側)を見るとこんな感じ。
一番右側が、JR大船渡線…線路は剥がされてバス専用道路となりました。
地元では、このまま廃線になるのでは?と危惧されております…。
真ん中は、三陸鉄道の車庫。
一番左側は、岩手開発鉄道という、貨物専用線です。
でも、1992(平成4)年までは、旅客列車が走っていました。
東日本大震災の津波により、大きな被害を受けた大船渡。
復興は遠いかも知れませんが…復旧は進んでいます。大船渡でそれを一番
実感できるのが「盛駅」なのかも知れません。
> 三陸鉄道 公式サイト
Travel.jp[たびねす]震災後の三陸~復興と魅力凝縮コース~奇跡の一本松・碁石海岸

旅行のナビゲートサイト「たびねす」に掲載されております、右肩が書いたガイド記事です。
併せて是非ともご覧下さい!(画像をクリックすると開きます)。
三陸を代表する銘菓「かもめの玉子」は、大船渡で作られています。
見た目も卵そっくりですが、絶妙な美味しさで人気のお菓子です。
食べやすいミニやブルーベリー風味、季節限定品等、バラエティも
あって楽しめるおススメ品です。

甦れ!東北の鉄道 復興への軌跡
津波被害を受けた鉄道各線の記録~震災前の車窓風景を収録したDVD付き。

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