
国道343号線 ループとオメガカーブの笹ノ田峠
|Posted:2014/01/09 22:16|Category : 岩手県 道・峠|
国道343号線は、岩手県陸前高田市と奥州市水沢区を結ぶ約64kmの
国道です。
岩手県の沿岸部と内陸部を、北上山地を越えて結ぶ道路ですが、山地を
越える所で面白い峠道があります。

陸前高田市と一関市大東町の境である笹ノ田峠(ささのたとうげ)です。
この地図の通り、ループ橋とオメガカーブの複合技?で峠を越えるのです。
道路フェチ(?)には魅力的な峠道です^^;
今回は、この笹ノ田峠をご紹介致しましょう。
一関市大東町より、陸前高田市へ向かって走りました。

緩いカーブの先に笹ノ田トンネルがあります。
この400mのトンネルで、笹ノ田峠を越えます。
中央線はありますが、暗くて狭いトンネルです・・・。

最高地点を越えたので、あとは下るのですが、メインデッシュはこれから
です。
まずは、3つの短いトンネルを通りながら、Ω状の線形となっている道路を
下って行きます。

すると、黄色い警戒案内標識が現れます。
円の様に360度のカーブ、つまりループカーブの予告です!

そして、ループ橋に進入します~。
橋が、下りながら左側へ大きくカーブしています。

笹ノ田大橋>ハタゴロバ橋>標示合橋、3つの橋を渡りながら360度
カーブを1回転します。
曲線半径85メートル。カーブを描きながら急勾配を緩和し、標高差約
25メートルをクリアします。

山に囲まれた渓谷を跨ぐ赤い大きな橋は、異様な風景です。
トラックの苦しそうなエンジン音だけが響き渡ります。。。
峠を越えるためのループ橋は、全国的に数が少ないので、珍しいスポット
だと思います。

地表から高く伸びる橋脚。最も高いところは約64メートルに達します。

ループ橋の先に、またまた・・・黄色い警戒案内標識が現れます。
180度のカーブ、しかもトンネルだよ~の予告です。
Ωの様に大回りして高低差を稼ぐ、オメガカーブです。

ヘアピンカーブとなっている尼堤トンネルの中はこんな感じ。
全長245mの内部は、全面急カーブとなっており、180度回りますw

トンネルメインのオメガカーブで迂回しながら、上に見える赤い橋から
下りて来ました。見上げると結構な高低差ですね~^^;
これで、笹ノ田峠の珍カーブ祭りはおしまいです(笑)
どうでも良い様な事かも知れませんが・・・道路フェチ?には堪らないスポ
ットだと思います。話のネタに一度走ってみませんか\(^o^)/
複雑な立体交差であるジャンクションを味わう為の写真集。
解説+形式紹介+見学モデルコース+全国リスト付き(笑)

Travel.jp[たびねす]震災後の三陸~復興と魅力凝縮コース~奇跡の一本松・碁石海岸

旅行のナビゲートサイト「たびねす」に掲載されております、右肩が書いたガイド記事です。
併せて是非ともご覧下さい!(画像をクリックすると開きます)。
国道です。
岩手県の沿岸部と内陸部を、北上山地を越えて結ぶ道路ですが、山地を
越える所で面白い峠道があります。

陸前高田市と一関市大東町の境である笹ノ田峠(ささのたとうげ)です。
この地図の通り、ループ橋とオメガカーブの複合技?で峠を越えるのです。
道路フェチ(?)には魅力的な峠道です^^;
今回は、この笹ノ田峠をご紹介致しましょう。
一関市大東町より、陸前高田市へ向かって走りました。

緩いカーブの先に笹ノ田トンネルがあります。
この400mのトンネルで、笹ノ田峠を越えます。
中央線はありますが、暗くて狭いトンネルです・・・。

最高地点を越えたので、あとは下るのですが、メインデッシュはこれから
です。
まずは、3つの短いトンネルを通りながら、Ω状の線形となっている道路を
下って行きます。

すると、黄色い警戒案内標識が現れます。
円の様に360度のカーブ、つまりループカーブの予告です!

そして、ループ橋に進入します~。
橋が、下りながら左側へ大きくカーブしています。

笹ノ田大橋>ハタゴロバ橋>標示合橋、3つの橋を渡りながら360度
カーブを1回転します。
曲線半径85メートル。カーブを描きながら急勾配を緩和し、標高差約
25メートルをクリアします。

山に囲まれた渓谷を跨ぐ赤い大きな橋は、異様な風景です。
トラックの苦しそうなエンジン音だけが響き渡ります。。。
峠を越えるためのループ橋は、全国的に数が少ないので、珍しいスポット
だと思います。

地表から高く伸びる橋脚。最も高いところは約64メートルに達します。

ループ橋の先に、またまた・・・黄色い警戒案内標識が現れます。
180度のカーブ、しかもトンネルだよ~の予告です。
Ωの様に大回りして高低差を稼ぐ、オメガカーブです。

ヘアピンカーブとなっている尼堤トンネルの中はこんな感じ。
全長245mの内部は、全面急カーブとなっており、180度回りますw

トンネルメインのオメガカーブで迂回しながら、上に見える赤い橋から
下りて来ました。見上げると結構な高低差ですね~^^;
これで、笹ノ田峠の珍カーブ祭りはおしまいです(笑)
どうでも良い様な事かも知れませんが・・・道路フェチ?には堪らないスポ
ットだと思います。話のネタに一度走ってみませんか\(^o^)/
複雑な立体交差であるジャンクションを味わう為の写真集。
解説+形式紹介+見学モデルコース+全国リスト付き(笑)

Travel.jp[たびねす]震災後の三陸~復興と魅力凝縮コース~奇跡の一本松・碁石海岸

旅行のナビゲートサイト「たびねす」に掲載されております、右肩が書いたガイド記事です。
併せて是非ともご覧下さい!(画像をクリックすると開きます)。
スポンサーサイト
