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被災地訪問 南三陸町~志津川地区

宮城県の沿岸北部にある南三陸(みなみさんりく)町

東日本大震災の津波で、壊滅的な被害が出た町のひとつで、震災時の報道で
有名になった町です。

テレビで見た、市街地を丸呑みにした津波の映像は、衝撃でした・・・。


特に、津波が町を襲う直前まで、防災無線で町民に避難を呼び掛け続けて殉職
した女性職員は「天使の声」として有名になりました。

この放送を流していた防災対策庁舎は、メモリアルスポットとして有名になり、
今でも多くの方が訪れますが、解体される事が決定したとの報道がありました。
解体される前に。。。と思い、南三陸町を訪問しました。

南三陸町志津川1防災対策庁舎


内陸の登米市から、国道398号線を通って南三陸町へ向かいます。
水界トンネルを抜けて山を越えると、南三陸町志津川地区に入ります。

※南三陸町は、平成の大合併で、志津川町と歌津町が合併してできた町です。
 今回は、中心街のあった旧志津川町の地区を訪ねます。

南三陸町志津川2国道398号

震災時、沿岸沿いを縦貫する、国道45号線が津波で寸断された為、
この国道398号線が、唯一の救援ルートとなりました。
(現在は、国道45号線は全線通行できます)


海はまだ見えないのですが・・・周りの杉林が枯れて茶色に変色しています。
これは、塩害により枯れたものです。
要するに、この様な山間部まで津波が押し寄せた証拠です。

南三陸町では、津波が川を伝って4kmも遡ったという事です。

南三陸町志津川3国道398号


まずは、高台にある志津川高校にやって来ました。
高校がある「高台」は貴重な存在であり・・・震災後は大規模な避難所となり、
現在は、校庭の半分は「仮設住宅」として利用されています。

南三陸町志津川4志津川高校


報道やYouTubeの動画で有名となった、南三陸町の志津川市街地を丸呑みに
する津波(高さ約15mと言われている)が撮影された場所が、志津川高校です。

校庭の一番南側の斜面からは、映像と同じ光景が広がっていました・・・。

まずは、漁港の方向の眺望です。。。
建物は・・・コンクリート製の大きな建物しか残っていません。

南三陸町志津川5町の眺望


町の中心部の眺望です。
手前の築堤はJR気仙沼線で、志津川駅がありました。

JR気仙沼線の奥側には家屋が立ち並んでいましたが・・・全て瓦礫となり、
撤去され、雑草が生えてきて一面緑色に見えます。
まるで、人工物が無くなり自然に還っているかの様です。。。

南三陸町志津川6中心部眺望


国道398号線を、市街地へ入って行きます。
瓦礫は片付けられ、建物は土台のコンクリートのみ残っています。
そこに雑草が覆いはじめていました。

電柱や電線、信号は、震災後に再び設置されたものです。
右奥に、小さく防災対策庁舎が見えて来ました。

南三陸町志津川7町内


防災対策庁舎に到着しました。
周りに建物は無いので、遠くからでも見えて迷わずに到着できました。
まだ解体されずに残っていました。。。

南三陸町志津川1防災対策庁舎

何も無くなった町に、赤い鉄骨だけを残す3階建ての防災対策庁舎。
津波の激しさと被害の大きさを物語る施設として、繰り返し報道され有名に
なりました。

津波の際は、屋上に避難した町職員ら約30名のうち、助かったのはわずか
10名という悲劇の現場であり、防災無線「天使の声」の女性職員も犠牲と
なってしまいました・・・。

津波は、3階建ての建物の天井より、更に2m上まで達しました。
驚異的な水位です。


庁舎の前は、広い駐車場の様になっており、目の前に車を駐車できます。

混んでいる訳ではありませんが、継ぎ目なしに車やバスが来て、多くの方が
見学し祈りを捧げて行きます。。。

南三陸町志津川8防災対策庁舎




雑草に覆われていますが、建物の土台が地面に並んでいる様子が見えます。
震災前は、建物が立ち並んでいた様子が伺えます。

奥では、75人の死者・不明者を出した公立志津川病院の、5階建ての大きな
建物が解体中でした・・・。

南三陸町志津川9病院解体


海岸沿いの志津川漁港です。
高さ4m程の、頑丈なコンクリート防潮堤が、ズタズタに破壊されていました・・・。
津波の破壊力は凄いですね・・・。

奥には、瓦礫が集積された山ができていました。

南三陸町志津川10防波堤


港の防波堤から、市街地を望みます。
瓦礫は撤去されたとは言え、港付近の地面は痛々しい状態でした。

南三陸町志津川11港町


南三陸町の中心部である志津川を含め、津波を被った地域は、今後の
土地利用方法が定まっておらず、現在は建物を建築できません(建築
許可が下りません)。

電気は暫定的に整備されましたが、水道やガスは復旧されていません。

そんな中でも、町の中心部では、プレハブで営業を再開する店が出てきて
います^^


志津川高校のふもとにある「サンタカフェ」と、その他の店。
志津川高校の避難所で、世話を行った人々が開いたカフェです。
今では、志津川の名物スポットとなり、多くの方が立ち寄ります。

南三陸町志津川12サンサカフェ


プレハブ小屋で営業するコンビニです。
外見とは対照的に、店内は普通の店舗と変わらない様子にビックリしました。

南三陸町志津川13仮設コンビニ


プレハブ小屋で営業するガソリンスタンド。
車が無いと移動が厳しい田舎では、ガソリンスタンドは生命線です。

南三陸町志津川14仮設ガソリンスタンド


自分が三陸に来たのは、震災前の2011年1月に、仕事で南三陸町志津川から
気仙沼市まで、国道45号線を北上して以来です。
その変わり果てた風景に・・・TVで沢山見てきたとはいえ・・・驚きました。


東日本大震災から約1年半が経ちましたが、津波の爪痕は想像以上であり、
神妙な気持ちとなりました。
それと同時に、道路が綺麗になり、電気が通ってプレハブの店舗が増えて
来たり、それにより暗闇だった町に明かりが灯る様になり。。。
状況は日々進歩している様子も見る事ができました。


【参考】
2012年7月31日時点での南三陸町の被害状況

 ・死者数の合計:610名
 ・行方不明者数:238名
 ・住宅、建物被害(全壊数+半壊数):3316戸

平成23年2月末における、南三陸町の人口と世帯数
人 口:17,666名
世帯数:5,362世帯


> 備蓄のススメ 東日本大震災の被災経験より準備すべきものを紹介





志津川湾沿いにある「南三陸 ホテル観洋」
三陸海岸で唯一の天然温泉に入れます。

自分も一度宿泊した事がありますが、全室が
オーシャンビューで、新鮮な魚介類を堪能!
太平洋に隣接する露天風呂は最高でした!

震災後は避難所として開放されていましたが、
現在は通常営業に戻っていますので、安心して
宿泊できます。



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テーマ : 宮城県
ジャンル : 地域情報

被災地訪問 JR気仙沼線:志津川駅から~戸倉地区まで南下

東日本大震災の津波で、壊滅的な被害が出た町のひとつとして、震災時に
数多く報道された南三陸町

前回は、町の中心部である志津川地区について紹介致しましたが。。。
(国道398号線の跨線橋より、志津川中心部を望む)
南三陸町志津川15


今回は、JR気仙沼線の状況を中心に、ご紹介したいと思います。

気仙沼線は、石巻市の前谷地駅と気仙沼市の気仙沼駅を結ぶ、JR東日本の
鉄道路線です。
全長72.8kmで、1977(昭和52)年に全通した、宮城県の三陸沿岸を縦貫
する路線です。それゆえに津波では大きな被害を受けてしまいました・・・。


東日本大震災の前の志津川駅です。

築堤に、線路と屋根付きのホーム(3番線まであり)、その手前に平屋建ての小奇麗な
駅舎がありました。気仙沼線の中でも、列車が交換できる中核的な駅でした。

南三陸町志津川16志津川駅1被災前


東日本大震災後・・・現在の志津川駅です・・・その落差はご覧の通りです・・・。

中央のトンネル(?)は、駅舎からホームへの連絡通路です。その手前にあった
駅舎は跡形もなくありません。

代わりに、鉄道代行バスの停留所となり、右側のプレハブはバスの待合所です。

南三陸町志津川17志津川駅2


ホームの様子です。

ホームの一部と、下へ降りる階段のみが辛うじて残っています・・・。
ホームに掛かっていた屋根や、ホーム自体も一部は流されてしまい、線路は
全て撤去されていました。

南三陸町志津川18志津川駅3ホーム


志津川駅前の様子です。

立ち並んでいた建物は姿を消し、残っている建物も、津波の破壊力をそのままに
伝えています・・・。
建物の3階まで~壁が無くなり骨組みだけになっています。
南三陸町志津川では、15mもの高さの津波が襲いました。

南三陸町志津川19志津川駅4駅前


津波により甚大な被害を受けたJR気仙沼線は、柳津駅~気仙沼駅について、
復旧の目処さえ立っていません。列車の代わりにバスが運行されています。

志津川駅を出発する代行バスです。

南三陸町志津川20志津川駅5代行バス


柳津駅~気仙沼駅は被害が甚大で、高台移転等の今後の土地利用方法が
定まらないと、復旧ルートも決められない事もあり、現在は復旧の目処は
立っていないのが現状です。

この為、暫定処置として、
BRT(バス・ラピッド・トランジット Bus Rapid Transit)
という方式で、2012年8月20日より、鉄路を専用バスが営業を開始しました。

南三陸町志津川21BRT開通20120820

線路を舗装してバス専用の道路とし、そこにバスを走らせます。
バスは一般道路も走りますが、専用道路を走る事で定時性が確保されます。

しかし、元々存続さえ危ぶまれていたローカル線でしたので、鉄道を復旧しない
実績作りではないかと、地元の危機感は強いです。


志津川駅の南側、線路の築堤は津波で流され、コンクリートの橋だけ残っていま
した・・・。
(緑色点線が、本来の線路の位置です)
南三陸町志津川22線路築堤




志津川駅を離れ、国道45号線を、仙台方面へ南下します。

津波で流された橋・・・の代わりに作られた仮設橋を通過します。

南三陸町志津川23国道45号仮設橋


緑の木々の間から、穏やかな太平洋が見えます。
三陸沿岸は、この様に海が綺麗な海岸です。

南三陸町志津川24国道45号


町の郊外の海岸沿いにある、南三陸温泉こと「ホテル観洋」を通過します。

南三陸町志津川25ホテル観洋

国道から見ると、それほど大きなホテルには見えませんが、下の画像の通り、
海側から見ると、大きなホテルである事が分かります。

震災時は避難所として利用されていましたが、現在では営業再開しております。

太平洋を見渡す露天風呂が、一番のおススメの宿です!
気仙沼港の問屋が経営しているので、魚介類の料理も美味しいです。




国道45号線は、始点の仙台から内陸部をず~と走りますが、ここ南三陸町で
初めて、この様な広大な太平洋を望む事ができます。
(途中、松島でも海岸沿いを走りますが、海を見渡せる様な状況ではありません)

山を抜けて見える海。。。この開放感はドライブの醍醐味ですね(^^)

南三陸町志津川26国道45号線


やがて、志津川の南側にある漁港、戸倉地区を通過します。
ここも、津波により集落がほぼ全滅しました・・・。

南三陸町志津川27戸倉地区


国道の左手には、JR気仙沼線の陸前戸倉駅がありました。
(画像の茶色点線)

遠くに見える海から津波が襲い、駅や線路、そのほか集落の建物は破壊されました。
津波による塩害で、杉の木が枯れている様子が見えます。

南三陸町志津川28陸前戸倉駅

この後、峠を越えて内陸部へ走り、沿岸部から離れました。
改めて、津波の破壊力と恐ろしさを全身で感じた次第です・・・。

以前の様な、活気があり安心して住める町への復興を願うばかりです。
三陸海岸は、とにかく海が綺麗ですので。。。


> 備蓄のススメ 東日本大震災の被災経験より準備すべきものを紹介



快速「南三陸(仙台-気仙沼)」として、気仙沼線を走っていた
キハ110型車両。

普通列車として気仙沼線を走っていた、キハ40・48型車両。


テーマ : 宮城県
ジャンル : 地域情報

定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台 22nd 2012年

仙台の秋を代表するイベント、
定禅寺ストリートジャズフェスティバルが、
今年も、第二土日である9月8日(土)9日(日)で始まりました!

仙台ジャズフェス2012_1看板

仙台の街のあちこちでステージが出現し、街中に音楽が溢れるイベントです。

演奏者は、プロ・アマ問わず全国(海外からも!)から応募して参加します。

音楽のジャンルは、ジャズのみならず、ポップス、ワールドミュージック、
ロック、スカ、ゴスペルなど様々な音楽が披露されます。

仙台ジャズフェス2012_2定禅寺ビル

観客は街を自由に歩き回り、気になったら足を止めて音楽を自由に聴きます。
街のいたる所で音楽が披露され、演奏者と観客が一体となり、心地良い至福の
時間を過ごせる素晴らしいイベントです。

仙台ジャズフェス2012_3定禅寺通

22年目となる今年は、定禅寺通りや勾当台公園を中心に、仙台市街各所に48ヶ所の
ステージが設けられ、769バンド約5000人が演奏に参加、観客は70万人以上に達し、
日本最大級の音楽イベントです。

仙台ジャズフェス2012_4定禅寺通


もちろん、商店街にもステージが登場。音楽が響き渡り、多くの方が立ち止まって
暖かい声援を送ります。

仙台ジャズフェス2012_5一番町


県庁・市役所の前にある勾当台公園でも、複数のステージが設置され、多くの
バンドの音楽を楽しめます。

仙台ジャズフェス2012_6勾当台公園

仙台ジャズフェス2012_7勾当台公園


勾当台公園(西側)には、最大のメインステージが設置され、大人数バンドの
迫力ある演奏を楽しめます。

仙台ジャズフェス2012_8勾当台公園


勾当台公園では、多くの屋台が出店されています。
が・・・、いつもの祭りの屋台とは異なり、アルコール類と、そのつまみとなる様な
食べ物の店が中心です・・・大人なお祭りという訳です。

仙台ジャズフェス2012_9屋台

今年は残暑が続いて暑く、ビールが沢山売れていきます!

仙台ジャズフェス2012_10屋台

ビールだけではなく、ウイスキーやカクテル等、様々なお酒を提供しています。
「野外飲み屋」状態です(笑)
野外で、お酒を飲みながら音楽を楽しむのが、ひとつのスタイルです。
車で行って失敗しましたね^^;

仙台ジャズフェス2012_11屋台


演奏しているプレイヤーは、皆さん楽しそうですね。
沢山の人に囲まれて緊張するでしょうが、最高の醍醐味でもあるでしょう。

仙台ジャズフェス2012_12勾当台公園

皆さんオシャレでカッコ良いですね~。
こういうのを見せられると、ちょっとやってみたいな。。。と思ってしまいます。

仙台ジャズフェス2012_13定禅寺通


音楽を聞きながらカフェテラスでまったり。。。最高でしょうね~。
演奏者が見えなくても音は大きく聞こえますので、離れていても音楽は堪能できます。

仙台ジャズフェス2012_14カフェテラス


空が暗くなり夜になっても、歩行者天国となった定禅寺通りでは演奏が続きます。
暑さも和らぎ、夜の観覧もおススメです。

仙台ジャズフェス2012_15定禅寺通


可愛い女性のサックスプレイヤーも頑張っていました☆

仙台ジャズフェス2012_16定禅寺通


渋い大人の魅力を楽しめる、オールデイズのバンド。

仙台ジャズフェス2012_17定禅寺ビル

この様な感じで、適当に撮った写真を並べてみましたが・・・
街中に音楽が溢れ、自由に聴いて回る~混雑は年を追うごとに酷くなっていますが・・・
演奏者・観客ともに居心地の良いイベントです。

機会がありましたら、是非とも一度体感される事をお勧め致します(^^)


仙台ジャズフェス公式サイト(日時や会場マップ、イベント情報等はこちらをどうぞ)
> 定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台

> ☆仙台市内の宿泊ホテル一覧はこちら

Travel.jp[たびねす]街中が音楽で溢れる♪定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台
たびねす定禅寺ジャズフェス1
旅行のナビゲートサイト「たびねす」に掲載されております、右肩が書いたガイド記事です。
併せて是非ともご覧下さい!(画像をクリックすると開きます)。







テーマ : LIVE、イベント
ジャンル : 音楽

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sendaidora

Author:sendaidora
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お金も時間もありませんが、ドライブした
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なのでドライブの記録の装置という訳です


経済的自由を得て、好きな時に好きな所へ
ドライブできる様になりたいなぁぁぁ^^;

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