
山形鉄道 ローカルレトロな駅舎~西大塚駅・羽前成田駅
|Posted:2014/06/27 00:24|Category : 山形県 鉄道駅|
山形県南陽市の赤湯駅から、長井市を経由して白鷹町の荒砥駅に至る、
全長30.5kmの山形鉄道。
大正12年に全線開業。昭和62年に国鉄からJR東日本へ引き継がれた
長井線ですが、昭和63年に第3セクター鉄道へ転換し現在に至ります。
本来は、荒砥から北へ延伸し、左沢(あてらざわ)線の左沢と繋がる予定
でしたが、実現しませんでした。
2004年に公開された映画「スウィングガールズ」は、沿線でロケが行わ
れ、山形鉄道も登場し有名になりました。

沿線に花の名所が多いことから「フラワー長井線」という名称が付けられ
ており、名称通り沿線には桜の名所も点在しております。
「置賜さくら回廊」としてPRされている置賜地方の桜を、4月下旬のGWに
見に行って来ました(^^)
ですが、今は梅雨の最中で、とても桜を見る雰囲気でも無いと思いまして・・・
桜の様子は来春に紹介しようと思います^^;;;
ですので・・・今回は、大正時代から使われ続けている山形鉄道のレトロな
駅をご紹介致します。
~西大塚駅~

大正3年に開業した「西大塚駅」。
部分的に改良はしていますが、基本的に大正時代から使われ続けている
木造駅舎です。
木板の壁、木枠の窓に煙突まで。。。レトロな佇まいです。

ホーム側から見た駅舎。
屋根を良く見ると、トタンの模様が半分から異なっていて、妙に味のある建物
です。何故こうなっているのか・・・経緯や理由は分かりません。
ホームも、下部の石積みと上部のコンクリートで見た目が異なります。
最初は軽便鉄道で開通し(石積み)、その後コンクリート部分をかさ上げしたと
思われます。

満開の桜をバックに、西大塚駅の駅名標です。

こんな田舎の駅に、ツアー旅行のバスがやって来て・・・
沢山の旅行者が駅へ入って行きます^^;
最近は、こうしたローカル鉄道も絶好の旅行ネタになっている様です。
今では珍しくなった木造駅舎を、皆さん写真撮っていました。

駅に列車がやって来ました。
関東から来たツアー客は、列車に乗車し次の桜の名所までローカル線を体験
との事でした。
経営が厳しいローカル鉄道にとって、団体客はきっと有難いお客様ですね^^
~羽前成田駅~

大正11年に開業した「羽前大塚駅」。
こちらも昔懐かしい佇まいで、小さい駅ながら存在感があります。
以前の改良で、外壁がトタンに、窓がアルミサッシになりましたが、再度リフォーム
され、板敷の壁に木枠の窓に復元されて、大正時代の面影が戻りました。

今ではほとんど見られなくなった、出札窓口や手荷物扱い口がそのまま残ってい
ます。
「きっぷうりば」や「手荷物」の表示、上に貼られた「運賃表」は国鉄時代のもので、
鉄道ファン必見の、とても懐かしいアイテムです。

待合室には「囲炉裏」が設置されて、ほっこりする空間です(*´∀`*)

ホームに面する風除室も、木の柱や漆喰の壁が良い雰囲気です。
国鉄時代の駅名標も残され、昭和に戻ったかの様な雰囲気です。

羽前成田駅の駅前には、桜の木が並んでいて満開となっていました。
静かなローカル駅。。。春の昼下がりの光景です。

羽前成田駅に列車が到着しました。。。
歳を取って来たせいでしょうか、こうしたローカル鉄道はとても魅力的に感じます。
桜と列車を一緒に撮影したくて、ネットで桜の木がある駅を事前に調べて出掛けま
した。昔ながらの木造駅舎は、山形鉄道内でもほとんど無くなっているのですが、
今回は偶然にも木造駅舎を訪問する事ができ、こうしてご紹介できました。
大正時代から残る駅舎は、当時を知る方は当然懐かしい光景ですし、自分の様な
知らない世代でも懐かしい気持ちになるのは不思議です。
たまには、こうした~昔から走り続ける田舎のローカル線を訪ねるのも、ゆったり
落ち着いた気持ちになれるのでお勧めです(^^)
>山形鉄道株式会社 フラワー長井線 公式サイト
☆山形鉄道の起点:南陽市☆赤湯温泉の温泉宿一覧はこちら
山形鉄道も登場する映画「スウィングガールズ」

宮内駅の名物動物「うさぎ駅長もっちぃ」の本もあります。

山形鉄道YR-880形の1/150模型(トミーテック 鉄道コレクション)

全長30.5kmの山形鉄道。
大正12年に全線開業。昭和62年に国鉄からJR東日本へ引き継がれた
長井線ですが、昭和63年に第3セクター鉄道へ転換し現在に至ります。
本来は、荒砥から北へ延伸し、左沢(あてらざわ)線の左沢と繋がる予定
でしたが、実現しませんでした。
2004年に公開された映画「スウィングガールズ」は、沿線でロケが行わ
れ、山形鉄道も登場し有名になりました。

沿線に花の名所が多いことから「フラワー長井線」という名称が付けられ
ており、名称通り沿線には桜の名所も点在しております。
「置賜さくら回廊」としてPRされている置賜地方の桜を、4月下旬のGWに
見に行って来ました(^^)
ですが、今は梅雨の最中で、とても桜を見る雰囲気でも無いと思いまして・・・
桜の様子は来春に紹介しようと思います^^;;;
ですので・・・今回は、大正時代から使われ続けている山形鉄道のレトロな
駅をご紹介致します。
~西大塚駅~

大正3年に開業した「西大塚駅」。
部分的に改良はしていますが、基本的に大正時代から使われ続けている
木造駅舎です。
木板の壁、木枠の窓に煙突まで。。。レトロな佇まいです。

ホーム側から見た駅舎。
屋根を良く見ると、トタンの模様が半分から異なっていて、妙に味のある建物
です。何故こうなっているのか・・・経緯や理由は分かりません。
ホームも、下部の石積みと上部のコンクリートで見た目が異なります。
最初は軽便鉄道で開通し(石積み)、その後コンクリート部分をかさ上げしたと
思われます。

満開の桜をバックに、西大塚駅の駅名標です。

こんな田舎の駅に、ツアー旅行のバスがやって来て・・・
沢山の旅行者が駅へ入って行きます^^;
最近は、こうしたローカル鉄道も絶好の旅行ネタになっている様です。
今では珍しくなった木造駅舎を、皆さん写真撮っていました。

駅に列車がやって来ました。
関東から来たツアー客は、列車に乗車し次の桜の名所までローカル線を体験
との事でした。
経営が厳しいローカル鉄道にとって、団体客はきっと有難いお客様ですね^^
~羽前成田駅~

大正11年に開業した「羽前大塚駅」。
こちらも昔懐かしい佇まいで、小さい駅ながら存在感があります。
以前の改良で、外壁がトタンに、窓がアルミサッシになりましたが、再度リフォーム
され、板敷の壁に木枠の窓に復元されて、大正時代の面影が戻りました。

今ではほとんど見られなくなった、出札窓口や手荷物扱い口がそのまま残ってい
ます。
「きっぷうりば」や「手荷物」の表示、上に貼られた「運賃表」は国鉄時代のもので、
鉄道ファン必見の、とても懐かしいアイテムです。

待合室には「囲炉裏」が設置されて、ほっこりする空間です(*´∀`*)

ホームに面する風除室も、木の柱や漆喰の壁が良い雰囲気です。
国鉄時代の駅名標も残され、昭和に戻ったかの様な雰囲気です。

羽前成田駅の駅前には、桜の木が並んでいて満開となっていました。
静かなローカル駅。。。春の昼下がりの光景です。

羽前成田駅に列車が到着しました。。。
歳を取って来たせいでしょうか、こうしたローカル鉄道はとても魅力的に感じます。
桜と列車を一緒に撮影したくて、ネットで桜の木がある駅を事前に調べて出掛けま
した。昔ながらの木造駅舎は、山形鉄道内でもほとんど無くなっているのですが、
今回は偶然にも木造駅舎を訪問する事ができ、こうしてご紹介できました。
大正時代から残る駅舎は、当時を知る方は当然懐かしい光景ですし、自分の様な
知らない世代でも懐かしい気持ちになるのは不思議です。
たまには、こうした~昔から走り続ける田舎のローカル線を訪ねるのも、ゆったり
落ち着いた気持ちになれるのでお勧めです(^^)
>山形鉄道株式会社 フラワー長井線 公式サイト
山形鉄道も登場する映画「スウィングガールズ」

宮内駅の名物動物「うさぎ駅長もっちぃ」の本もあります。

山形鉄道YR-880形の1/150模型(トミーテック 鉄道コレクション)

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