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会津鉄道 会津田島駅 ~都心からも電車が来る南会津の拠点駅

福島県南会津の中心地は田島という所です。
田島には、会津鉄道会津田島駅があるので、寄ってみました。

会津鉄道は、会津若松市の西若松駅~福島県南会津町の会津高原尾瀬口駅を
結び、会津地方57.4kmを縦断する第三セクター鉄道です。

会津田島駅1駅舎全景

会津田島駅は、ローカル線の駅とは思えない、大きくて立派な建物です。
(写真は、屋根のカーブ具合で察しの通り、建物の半分しか写っていません)
駅舎と言うより、「会津田島ステーションプラザ」という施設に、駅舎が入っている
感じでしょうか。

会津田島駅2窓口待合室

駅舎(大きな建物の右端部分)に入ると、オープンな感じの切符売り場窓口と、
椅子が並ぶ待合スペースがあります。
(会津田島駅は有人駅です)。
お盆時期だからでしょうか、観光客や帰省客で賑わっていました。

会津田島駅3改札口

改札口です。大画面の液晶画面(テレビ?)に、列車の発車案内が表示されます。
行き先に「浅草」と表示されているのが見えるでしょうか?
こんな山深い南会津ですが、東京都心と直通する電車が走っているのです!
これは、南側の終点:会津高原尾瀬口駅で野岩鉄道と接続し、その先で東武鉄道と
繋がっているからです。

会津田島駅4売店

会津田島駅が入っている「会津田島ステーションプラザ」には、土産品や直産野菜等が
たくさん揃っている大きな売店があります。
2階には大きな食堂があり、広い駐車場もあり、まるで道の駅の様に充実した施設です。
道の駅ではなく、本当の鉄道の駅なのですがw
ドライブやツーリングの途中で立ち寄りたい観光施設でもあります。

会津田島駅5ホーム東武6050系

ホームには、東武鉄道の6050系電車が出発を待っていました。
南会津の山奥で、首都圏大手私鉄の電車が見れるなんて、不思議な感じです。

東武鉄道の新藤原(鬼怒川温泉)から野岩鉄道となり、会津高原尾瀬口から会津鉄道と
なって会津田島まで電化されており、東武電車がここまで乗り入れて来るのです。
ですので、南会津の人々が東京へ行く場合、東北新幹線ではなく東武電車で行くのです。

会津田島駅6構内日光側

駅構内から南側(日光・鬼怒川方面)を見てみます。
左側の1・2番線のみ電化されています。右側の3・4番線は電線がありません。

会津田島駅7構内会津若松側

駅構内から北側(会津若松方面)です。
会津田島より北側・会津若松方面は電化されていないので、ディーゼルカーが走ります。
会津鉄道の北の終点は西会津駅ですが、そこから全列車がJR只見線に乗り入れて、
会津若松駅まで行きます。一部の列車は喜多方まで足を伸ばします。
(時間の関係で、ディーゼルカーの写真は撮れませんでした)。

会津田島駅8スカイツリートレイン東武634型

浅草から、臨時特急「スカイツリートレイン」が到着しました。
会津田島からは、電車1本で東京スカイツリーに行けちゃうんですw

ちなみに、リクライニングシート仕様のディーゼルカー(気動車)で、会津若松~鬼怒川温泉を
結ぶ、快速「AIZUマウントエクスプレス」も走っています。
一部の列車は、東武日光や喜多方まで乗り入れますので、日光・鬼怒川と会津を直接行き来
する観光もできちゃいます。

会津田島駅9駅名標とスカイツリートレイン

会津田島駅の駅名標です。
後ろに停車しているのはスカイツリートレイン。車体に東京スカイツリーが描かれていますね。
ちなみに、東京スカイツリーの事業主体は、東武鉄道が筆頭株主である「東武タワースカイ
ツリー株式会社」ですから、東武鉄道が建てた様なものです。

会津田島駅10静態保存C11蒸気機関車

会津田島駅には、大きな駅舎の西側に「C11型蒸気機関車」が保存されています。
トーマス機関車で有名な、静岡県の大井川鉄道を走っている蒸気機関車と同じ型式です。
昭和9年、国鉄「会津線」として開通してから昭和49年に引退するまで活躍したそうです。

会津田島駅は、電化区間の終点となる駅で、会津鉄道の主要駅でもあります。
都心から大手私鉄の電車が乗り入れて来る、第三セクターのローカル鉄道としては珍しい
光景が見れます。非電化である会津若松方面へ向かう気動車も走っていますので、色々な
列車を見る事ができる駅です。

大きな駅舎は、道の駅の様に観光施設が充実していますので、車やバイクで来た場合でも
立ち寄るには良いスポットです(^^)

> 会津鉄道 公式サイト
> 東武の会津 東武鉄道・東武トラベル



会津鉄道の魅力を詰め込んだDVD


蕎麦の名産地~南会津町~奈良屋の手打ち生そば


東武鉄道6050系のNゲージ模型(グリーンマックス製)



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テーマ : 鉄道の旅
ジャンル : 旅行

湯野上温泉 清水屋旅館 ~バラエティーすぎる!混浴露天風呂

福島県南会津郡下郷町にある湯野上温泉
立ち寄り入浴すべく、清水屋旅館の温泉へ入った様子をご紹介します。

車中泊をして、早朝から気合を入れて~南会津の前沢曲家集落と水引集落を
見て、湯野上温泉駅に寄って、会津若松へ北上して仙台へ帰る強行ドライブ。
その途中、どこか温泉に入りたいな~と寄ったのが、清水屋旅館です。

湯野上温泉清水屋旅館1全景

会津地方を縦貫する幹線道路、国道121号線沿いに清水屋旅館はあります。
年季の入った建物、小さな温泉宿です。

湯野上温泉清水屋旅館2フロント

玄関から入ると、すぐにフロントがあり、立ち寄り入浴料を払います。
 ・立ち寄り入浴:7:00~20:00、500円

赤いカーペットが印象的なロビーは、昭和30~40年代で時が止まっている
かの様な雰囲気です。
清水屋旅館のサイトでも「ノスタルジックな昭和の香り漂う館内」として、古い
建物を逆にアピールしています。

湯野上温泉清水屋旅館3内湯湯船

ロビーから地下1階へ降り、まずは内湯へ入ります。
地下と言っても、窓一面から日が入って明るいです。

4~5人入れる程の湯船は、無味無臭のクリアな温泉の源泉掛け流しです。
写真は男湯で、女湯は作りが異なる様です。

湯野上温泉清水屋旅館4内湯洗い場

洗い場は3名分。シャワーに、ボディーソープ、ジャンプー、コンディショナー完備。

湯野上温泉清水屋旅館5内湯脱衣所

脱衣所は、棚にカゴが並んでいます。コインロッカーはありません。
洗面台は、鏡と蛇口だけのタイプで、ドライヤーはありません。

湯野上温泉清水屋旅館6温泉成分表示

温泉成分表は、昭和25年(!)に発行されたもの。
達筆な筆書きで書かれた立派なもの。この字数を間違えなく書くなんてスゴイな。。。
等と妙に見入ってしまった次第。

清水屋旅館は自家源泉を持っており、内湯・露天風呂すべて源泉掛け流しとの事。
無味無臭の弱アルカリ単純泉で、泉温は55℃と熱めです。


~次は露天風呂へ向かいます\(^o^)/

湯野上温泉清水屋旅館7ホール

露天風呂へ行く途中、昭和30年代っぽい独特の派手な部屋のホールを通ります。
レトロ感あるビリヤード台やソファーがあり、自由に遊んだり寛ぐ部屋です。
壁の温泉マークやボンボン時計。。。全てが古き良き昭和が保存された様な部屋。

湯野上温泉清水屋旅館8露天風呂脱衣所

ホールを抜けると脱衣所に到着です。
手前に殿方用、奥に婦人用、棚で区切られた様な簡素な構造。
そう、ここは「混浴」なんです!
 ※安心して下さいっ! 16:00~18:00は女性専用となります^^
 ※コインロッカーはありませんので、貴重品はフロントへ。

湯野上温泉清水屋旅館9露天風呂全景

清水屋旅館の混浴露天風呂は、家一軒分位の敷地に5つの湯船が並ぶバラエティー
豊かな浴場なのです。
しかも、真ん中に何故か観音像があったりします(以前は水車もあったようです)。
まるで幕の内弁当の様に、色々沢山ひしめき合っているものですから、名物風呂化して
いる様です。しかも混浴ですからねw
残念ながら、スペースの関係で浴場全てを1枚の写真に収める事は不可能でした^^;

湯野上温泉清水屋旅館10露天風呂から会津鉄道

露天風呂は、全体に屋根が掛かっているので、雨や雪が降っていても気にせず寛げます。
木製フェンスのすぐ外側には、会津鉄道の線路が通っています。
浴場をはじめ、客室からも会津鉄道が見れるので、鉄の方へもお勧めしたい宿です。


それでは、露天風呂の湯船をご紹介しましょう!

湯野上温泉清水屋旅館11露天風呂滝の湯・砂利湯

手前が「滝の湯」で、奥が「砂利湯」です~砂湯ではなく「砂利」です。
珍しい砂利湯。ほのかに暖かい砂利(碁石みたいな丸くて痛くない石です)が敷き詰められ
ています。
ここで足踏みするとちょっと気持ち良く、砂利湯で足踏み>お湯に浸かる>砂利湯で足踏み・・・
これを繰り返すと血行が良くなって疲れが取れます!と案内板に書かれていました。
枕の様に木材が横たわってており、暖かい砂利の上に寝るのもアリの様です。

湯野上温泉清水屋旅館12露天風呂平湯

真ん中に横たわる一番大きな湯船は「平湯」です。
手前に、ボディーソープ・シャンプー・コンディショナーが置いてありますが、洗い場は鏡と
蛇口が1名分しかなくシャワーはありません。ですので体を洗うなら内湯が良いです。

湯野上温泉清水屋旅館13露天風呂松の湯

扇の様な形をした「松の湯」。
小さいタイルを並べて造られた浴槽は、今ではあまり見られない造りで懐かしいです。

湯野上温泉清水屋旅館14露天風呂舟湯

最後は、壁に囲まれた「舟湯」。浴槽が舟の形になっています。

全ての湯船が、内湯と同じ無味無臭の弱アルカリ単純泉で、源泉掛け流しです。
ちなみに、各湯船の温度は40~44℃で異なります。ネットを見るとその都度熱い湯船が違う様子。
サウナ部屋の扉もありましたが、現在は閉鎖されています・・・。

実は、自分は混浴初体験!!だったのですが、他に人はおらず~妙な心配や気遣いなく
終始独りで混浴露天風呂を満喫し、写真を撮りまくりました(´∀`)

昭和のノスタルジックな建物や内装に、不思議な魅力の混浴露天風呂。
なかなか楽しい清水屋旅館の立ち寄り湯でした^^
宿泊もお安い様ですので、機会があれば宿泊してみたいものです。



> 一宿一飯onsenハウスしみずや(清水屋旅館)

> 湯野上温泉の温泉宿一覧はこちら




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ジャンル : 旅行

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