
会津鉄道 湯野上温泉駅 ~茅葺き屋根に癒される素朴な駅
|Posted:2016/04/10 02:51|Category : 福島県 鉄道駅|
会津鉄道の駅である湯野上温泉駅は、全国的にも非常に珍しい
茅葺き屋根の駅舎です。
素朴で旅情ある「湯野上(ゆのかみ)温泉駅」をご紹介致します。

福島県下郷町~会津の深い山々に囲まれた茅葺き屋根の湯野上温泉駅。
周りの風景にも負けないくらい、素朴で風格ある佇まいの駅。。。ひと目で
虜になります(汗)

茅葺き屋根の軒下は、駅の入口とは思えない落ち着き感に満ちています。
設置されているベンチに腰掛ければ、普段の生活を忘れてしまいそうな感じ。
何げに、昔の赤いポストも立っています。

駅の改札口です。右側に切符売り場の窓口があります。
日中のみ、委託の駅員さんがいます。

待合室には板張りの小上がりに囲炉裏もあり、火が炊かれる日もあります。
暖房や雰囲気作りだけではなく、茅葺き屋根に集まる虫を煙で追い払うという
大事な役目がある為です。
まるで古民家の様な待合室で、お茶(無料)や甘酒・コーヒー(有料)を頂く事も
できます。

駅舎内には、土産処でもある売店もあり、なかなかの品揃えです。

ホームは2本あり交互にズレた配置となっています。
手前が1番線(鬼怒川・会津田島方面)、奥が2番線(会津若松方面)です。
白漆喰の壁に茅葺き屋根の駅舎だからでしょうか、無機質なコンクリートの
ホームも素朴に見えます。

2番線から見た駅舎。立派な茅葺き屋根ですね~。
元々、国鉄「会津線」の駅として昭和7年に開業した「湯野上駅」、現在とは
異なってトタン屋根の駅舎でした。
昭和62年に第三セクターへ転換され会津鉄道となった際に、駅名を湯野上
温泉駅に改称し、最寄りの観光地である大内宿に合わせて茅葺き屋根に
改修し、国内唯一(当時)となる茅葺き屋根の駅舎が誕生したのです。

2番線の奥から~湯野上温泉駅の構内を見てみると、駅舎が遠くに見えます^^;
1番線と2番線の間は構内踏切を渡ります。田舎ではお決まりのパターンです。
ホームの脇には桜の木が並んでおりまして、春には美しい桜に包まれます。

湯野上温泉駅に、快速AIZU尾瀬エクスプレス(AT-650形)がやって来ました。
お盆で観光客が多く、いつもの2両編成が3両編成になっておりました。
(注意:訪問したのは、2014年8月15日です・・・2年前のネタでスミマセン^^;)

ローカル列車と茅葺き屋根の駅舎、スバラシイ組み合わせですね~。
これが国鉄時代の車両(クリーム色とオレンジ色のツートンカラー)だったら、
鉄の人は興奮間違い無し。蒸気機関車だったら倒れてしまいますw

会津若松へ向けて出発した、快速AIZUマウントエクスプレス(AT-750形)。
一部の列車は喜多方や東武日光まで遠征しちゃいます。
自分は、新幹線なんかより・・・こういったローカル列車の方が大好物です。
ひ弱な線路を見ると、可哀想な姿に萌える訳です。

列車に乗らないのにホームへ入る、自分の様なバカは「入場券」を購入します。
湯野上温泉駅の入場券は、写真の様に~桜満開湯野上温泉駅の絵が書かれた
「栞」タイプと、今ではまずお目に掛かれない昔懐かしい「硬券(厚紙)」タイプが
あり、好きな方を選べます。ちょっとした訪問記念になると思います。

ホームから~ふと見ると、たくさん人が群がっている所を発見。

湯野上温泉駅には足湯があるのです!それで人が集まっていた訳です。
その名も「親子地蔵の湯」。元々あった親子地蔵を足湯建物内に安置したのが
名前の由来です。以前来た時には駐車場だったのですが・・・ね。
往来する列車を見ながら(1時間に1往復しか来ませんが)、ゆっくり足湯に入れる
訳です。
「足湯に入ると、お風呂に入りたくなっちゃう♪」と言う方も、安心して下さい!
駅周辺には、立ち寄り湯できる温泉宿が何件もありますからっ。
~~~
茅葺き屋根の湯野上温泉駅は、素朴で風情あるスポットなので、列車を利用
する方だけではなく、観光客も結構訪れる名物駅となりました。
ですので、車やバイクで立ち寄る方も多いです。

国道121号線に、湯野上温泉駅へ曲がる案内標識が設置されていますので
分かりやすいです。
信号交差点を曲がり、すぐ踏切を渡って左折します。

駅前の集落を進むと(道狭いです)、「湯野上温泉 駐車場」の案内板があります
ので、迷わずに訪問できます。
乗用車15台程の駐車場は、湯野上温泉駅の隣なので便利です。

ちなみに湯野上温泉駅は、茅葺き屋根の町並みで有名な「大内宿」の最寄駅です。
最寄駅と言っても、5.5kmも離れているので歩いては行けませんけど・・・。
そこで、タクシー会社が運行する「猿遊号」と言うバスに乗って行く事になります。
大内宿行き「猿遊号」のバス停は、駐車場にあります。
駅ではありますが、茅葺き屋根の湯野上温泉駅は、周りの深い山々とも相まって、
素朴でどこか落ち着く異心地の良いスポットです。
会津の大内宿へお越しの際は、是非とも立ち寄ってみて下さい(^^)
> 湯野上温泉駅(会津鉄道公式サイト)
> 猿遊号バス(広田タクシー公式サイト)
>
湯野上温泉の温泉宿一覧はこちら
以前(2011年)に湯野上温泉駅を訪問した時の過去記事です。
> 会津鉄道 茅葺き屋根の湯野上温泉駅を訪問
(残念?なご報告)
湯野上温泉駅は、日本唯一の茅葺き屋根の駅舎!として有名な駅でした。
ところが・・・もう一箇所、茅葺き屋根の駅が出来てしまったのです。

※画像はwikimedia commonsより
温泉で有名な湯布院も通る~JR久大本線の「豊後中村駅」(大分県九重町)です。
同じ茅葺き屋根ながら、東北と九州では形状がまったく違いますね、興味深いです。

癒し系カプセルトイ「コップのフチ子」が、全国の温泉を紹介するDVD.
「温泉のフチ子 Vol.2」湯野上温泉も収録されています。

ドールハウスのミニチュアキット「大内宿のおそば屋さん」
茅葺き屋根の駅舎です。
素朴で旅情ある「湯野上(ゆのかみ)温泉駅」をご紹介致します。

福島県下郷町~会津の深い山々に囲まれた茅葺き屋根の湯野上温泉駅。
周りの風景にも負けないくらい、素朴で風格ある佇まいの駅。。。ひと目で
虜になります(汗)

茅葺き屋根の軒下は、駅の入口とは思えない落ち着き感に満ちています。
設置されているベンチに腰掛ければ、普段の生活を忘れてしまいそうな感じ。
何げに、昔の赤いポストも立っています。

駅の改札口です。右側に切符売り場の窓口があります。
日中のみ、委託の駅員さんがいます。

待合室には板張りの小上がりに囲炉裏もあり、火が炊かれる日もあります。
暖房や雰囲気作りだけではなく、茅葺き屋根に集まる虫を煙で追い払うという
大事な役目がある為です。
まるで古民家の様な待合室で、お茶(無料)や甘酒・コーヒー(有料)を頂く事も
できます。

駅舎内には、土産処でもある売店もあり、なかなかの品揃えです。

ホームは2本あり交互にズレた配置となっています。
手前が1番線(鬼怒川・会津田島方面)、奥が2番線(会津若松方面)です。
白漆喰の壁に茅葺き屋根の駅舎だからでしょうか、無機質なコンクリートの
ホームも素朴に見えます。

2番線から見た駅舎。立派な茅葺き屋根ですね~。
元々、国鉄「会津線」の駅として昭和7年に開業した「湯野上駅」、現在とは
異なってトタン屋根の駅舎でした。
昭和62年に第三セクターへ転換され会津鉄道となった際に、駅名を湯野上
温泉駅に改称し、最寄りの観光地である大内宿に合わせて茅葺き屋根に
改修し、国内唯一(当時)となる茅葺き屋根の駅舎が誕生したのです。

2番線の奥から~湯野上温泉駅の構内を見てみると、駅舎が遠くに見えます^^;
1番線と2番線の間は構内踏切を渡ります。田舎ではお決まりのパターンです。
ホームの脇には桜の木が並んでおりまして、春には美しい桜に包まれます。

湯野上温泉駅に、快速AIZU尾瀬エクスプレス(AT-650形)がやって来ました。
お盆で観光客が多く、いつもの2両編成が3両編成になっておりました。
(注意:訪問したのは、2014年8月15日です・・・2年前のネタでスミマセン^^;)

ローカル列車と茅葺き屋根の駅舎、スバラシイ組み合わせですね~。
これが国鉄時代の車両(クリーム色とオレンジ色のツートンカラー)だったら、
鉄の人は興奮間違い無し。蒸気機関車だったら倒れてしまいますw

会津若松へ向けて出発した、快速AIZUマウントエクスプレス(AT-750形)。
一部の列車は喜多方や東武日光まで遠征しちゃいます。
自分は、新幹線なんかより・・・こういったローカル列車の方が大好物です。
ひ弱な線路を見ると、可哀想な姿に萌える訳です。

列車に乗らないのにホームへ入る、自分の様なバカは「入場券」を購入します。
湯野上温泉駅の入場券は、写真の様に~桜満開湯野上温泉駅の絵が書かれた
「栞」タイプと、今ではまずお目に掛かれない昔懐かしい「硬券(厚紙)」タイプが
あり、好きな方を選べます。ちょっとした訪問記念になると思います。

ホームから~ふと見ると、たくさん人が群がっている所を発見。

湯野上温泉駅には足湯があるのです!それで人が集まっていた訳です。
その名も「親子地蔵の湯」。元々あった親子地蔵を足湯建物内に安置したのが
名前の由来です。以前来た時には駐車場だったのですが・・・ね。
往来する列車を見ながら(1時間に1往復しか来ませんが)、ゆっくり足湯に入れる
訳です。
「足湯に入ると、お風呂に入りたくなっちゃう♪」と言う方も、安心して下さい!
駅周辺には、立ち寄り湯できる温泉宿が何件もありますからっ。
~~~
茅葺き屋根の湯野上温泉駅は、素朴で風情あるスポットなので、列車を利用
する方だけではなく、観光客も結構訪れる名物駅となりました。
ですので、車やバイクで立ち寄る方も多いです。

国道121号線に、湯野上温泉駅へ曲がる案内標識が設置されていますので
分かりやすいです。
信号交差点を曲がり、すぐ踏切を渡って左折します。

駅前の集落を進むと(道狭いです)、「湯野上温泉 駐車場」の案内板があります
ので、迷わずに訪問できます。
乗用車15台程の駐車場は、湯野上温泉駅の隣なので便利です。

ちなみに湯野上温泉駅は、茅葺き屋根の町並みで有名な「大内宿」の最寄駅です。
最寄駅と言っても、5.5kmも離れているので歩いては行けませんけど・・・。
そこで、タクシー会社が運行する「猿遊号」と言うバスに乗って行く事になります。
大内宿行き「猿遊号」のバス停は、駐車場にあります。
駅ではありますが、茅葺き屋根の湯野上温泉駅は、周りの深い山々とも相まって、
素朴でどこか落ち着く異心地の良いスポットです。
会津の大内宿へお越しの際は、是非とも立ち寄ってみて下さい(^^)
> 湯野上温泉駅(会津鉄道公式サイト)
> 猿遊号バス(広田タクシー公式サイト)
>
以前(2011年)に湯野上温泉駅を訪問した時の過去記事です。
> 会津鉄道 茅葺き屋根の湯野上温泉駅を訪問
(残念?なご報告)
湯野上温泉駅は、日本唯一の茅葺き屋根の駅舎!として有名な駅でした。
ところが・・・もう一箇所、茅葺き屋根の駅が出来てしまったのです。

※画像はwikimedia commonsより
温泉で有名な湯布院も通る~JR久大本線の「豊後中村駅」(大分県九重町)です。
同じ茅葺き屋根ながら、東北と九州では形状がまったく違いますね、興味深いです。

癒し系カプセルトイ「コップのフチ子」が、全国の温泉を紹介するDVD.
「温泉のフチ子 Vol.2」湯野上温泉も収録されています。

ドールハウスのミニチュアキット「大内宿のおそば屋さん」
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