
月山志津温泉 雪旅籠の灯り
|Posted:2017/04/26 00:29|Category : 山形県 イベント|
山形県西川町にある月山志津温泉(がっさんしづおんせん)。
毎冬、昔の旅籠の町並みを雪で再現するイベント 雪旅籠の灯り が開催されます。

雪で建物を作ってしまうという、小さな集落らしからぬ大スケール。
この雪像に、無数のロウソクの明かりが灯されて、とても幻想的なのです。
桜が咲き、すっかり春の今日この頃ですが。。。
真冬で雪まみれの写真を、たっぷりご紹介致しますw
※写真は2017.3.4撮影です。

月山志津温泉は、月山の深い山中に9件の温泉宿が並ぶ小さな集落です。
出羽三山へ向かう行者の宿場として、400年以上の歴史があります。
元々温泉地では無く、温泉が湧いたのは平成に入ってからの事です。

集落のメイン通り(月山越えの旧街道)沿いに、昔の旅籠をイメージした巨大な
雪像(?)が並びます。
雪像は、建物と同じ大きさで、様々な模様が彫り込まれています。


人や車と比べれば、その大きさがお分かりになるでしょう。見応えあります。
ですが、本番は夜になってからです!

雪で作られた、大きな滑り台もあります。
夜もナイター営業(笑)します。子供に人気でした。
(写真を撮りたいと申し出たら、お兄さんがモデルで滑ってくれました。感謝)

雪に埋もれた自販機・・・品揃えは分かっても、お金を入れたり飲料を取る事は
出来ません・・・w
月山志津温泉は、人が住む所では雪の積雪量が日本一!という豪雪地帯です。
しかし、アメダスが設置されていないので、正式な観測や記録が行われておらず、
青森の酢ヶ湯温泉や山形の肘折温泉が、ニュースで「最も積雪が多い所」として
紹介されてしまう、ちょっと可哀想な所なのです。

山の様に積もった雪に、穴を掘って作られたアイスバー。
6m!も雪が積もるので、雪像は雪を運んで来て作るのではなく、積もっている雪を
固めて整形して穴を掘るだけです。

夕方になり空が暗くなってくると、ロウソクに火が灯されて、雪の旅籠は幻想的な
芸術に生まれ変わります。。。

暗くなるにつれて、人出も多くなって来ます。

ロウソクの柔らかい光に包まれる、巨大な雪の旅籠。
ロウソクの明かりだけで、こんなに明るくなるのですね~。

雪の旅籠は、中にも入る事ができるんです。
中は、色々飾り付けされていて、ほっこりとした気分になります。

雪のトンネルで別の出入り口まで繋がっている所もあります。
ロウソクが至るところに灯って結構明るいですし、外より暖かい感じです。
足元はツルツルでとっても滑りやすいので、ゆっくり進みます・・・。

雪の旅籠の中には、お店もあります。
雪でカウンターや棚まで作ってあります。
写真は、製麺所の直売所みたいです。他に、和菓子屋やアクセサリー屋
などがありました。

雪の旅籠の中には、神社まであります。もちろん仮想のお遊びですが。
写真は、大きなハートが壁面に彫られている通り、良縁の神様みたいです(笑)

外側も、色々と凝ってます。
湯殿山(出羽三山のひとつ)を祀ってみたり。

お地蔵さん?が並んでいたり。

こちらはウサギ。

雪で作った、雛人形。ちょうど雛祭りのシーズンでもありますし。
どれも、ロウソクに照らされて温かみがあります。

宿場町の中心部には、テントが張られて売店ブースが開設されていました。
とっても寒いので、暖かい飲み物や食べ物を取って体を温めます。
ちなみに、トイレは通りに並ぶ温泉宿を利用します。
暖かい建物の中に入ると、もうこのまま温泉に入ってゆっくり泊まりたくなります。。。

会場の奥にあるアイスバー。
こちらは、LEDの光でクールな感じになっております。

中はけっこう奥行があります。通路の両側にテーブル席があり、一番奥に
カウンターがあります。
全体的に青色で照らされて、なかなかお洒落な感じです。

雪と氷のカウンターも、LEDの照明や並ぶお酒で洒落た雰囲気です。
こうなると、もう何か一杯飲みたくなりますよね~^^

こちらが、アイスバーのメニュー(クリックで拡大します)。
人気の看板メニューは、体が温まるホットワイン。
ノンアルコールの飲み物もあります。

テーブル席も、氷のテーブルがLEDで光っていてお洒落な感じです。
席に座った方は、皆さん記念撮影してしまいう美しさ。

こちらは、氷で出来た「ICE」の飾りが印象的な2人用立席。

雪壁に縦に並んだ灯りが印象的な2人用立席。
もう、全てが非日常的でお洒落なアイスバーでした。
LEDは、ロウソクの暖かい光とは違った綺麗さがありました。
~~~

月山志津温泉へ行くには、山形から鶴岡・酒田へ向かう国道112号線から、
旧国道の峠道へ入ります。
山形自動車道「月山IC」の少し手前あたりになります。

旧国道112号線を、月山へ向かって登って行きます。
道路の両側は雪の壁がスゴい!豪雪地帯である事を思い知らされます。
この積雪があって、雪の旅籠という大きな雪像が作製可能となるのですね。

月山志津温泉の入口に到着すると、駐車場へ誘導されます。
車を駐車したら、写真中央の小屋で「通行手形」を500円(中学生以下無料)で
購入し会場へ入ります。

駐車場は、この様な感じ。

雪と灯りで作られた幻想的な宿場町。
寒い冬に、雪の塊(雪像)を見るのに、とても暖かい気持ちになるイベントです。
できれば、宿泊しながらゆっくり堪能したいですね。。。
~月山志津温泉 雪旅籠の灯り~
開催期間 : 2月最終の金土日曜日、3月第1の金土日曜日
場 所 : 山形県西川町志津地区 月山志津温泉街内
点灯時間 : 18:00 ~ 21:00
入 場 料 : 500円(中学生以下無料)
> 月山志津温泉 雪旅籠の灯り 公式サイト
>
月山志津温泉の温泉宿一覧
毎冬、昔の旅籠の町並みを雪で再現するイベント 雪旅籠の灯り が開催されます。

雪で建物を作ってしまうという、小さな集落らしからぬ大スケール。
この雪像に、無数のロウソクの明かりが灯されて、とても幻想的なのです。
桜が咲き、すっかり春の今日この頃ですが。。。
真冬で雪まみれの写真を、たっぷりご紹介致しますw
※写真は2017.3.4撮影です。

月山志津温泉は、月山の深い山中に9件の温泉宿が並ぶ小さな集落です。
出羽三山へ向かう行者の宿場として、400年以上の歴史があります。
元々温泉地では無く、温泉が湧いたのは平成に入ってからの事です。

集落のメイン通り(月山越えの旧街道)沿いに、昔の旅籠をイメージした巨大な
雪像(?)が並びます。
雪像は、建物と同じ大きさで、様々な模様が彫り込まれています。


人や車と比べれば、その大きさがお分かりになるでしょう。見応えあります。
ですが、本番は夜になってからです!

雪で作られた、大きな滑り台もあります。
夜もナイター営業(笑)します。子供に人気でした。
(写真を撮りたいと申し出たら、お兄さんがモデルで滑ってくれました。感謝)

雪に埋もれた自販機・・・品揃えは分かっても、お金を入れたり飲料を取る事は
出来ません・・・w
月山志津温泉は、人が住む所では雪の積雪量が日本一!という豪雪地帯です。
しかし、アメダスが設置されていないので、正式な観測や記録が行われておらず、
青森の酢ヶ湯温泉や山形の肘折温泉が、ニュースで「最も積雪が多い所」として
紹介されてしまう、ちょっと可哀想な所なのです。

山の様に積もった雪に、穴を掘って作られたアイスバー。
6m!も雪が積もるので、雪像は雪を運んで来て作るのではなく、積もっている雪を
固めて整形して穴を掘るだけです。

夕方になり空が暗くなってくると、ロウソクに火が灯されて、雪の旅籠は幻想的な
芸術に生まれ変わります。。。

暗くなるにつれて、人出も多くなって来ます。

ロウソクの柔らかい光に包まれる、巨大な雪の旅籠。
ロウソクの明かりだけで、こんなに明るくなるのですね~。

雪の旅籠は、中にも入る事ができるんです。
中は、色々飾り付けされていて、ほっこりとした気分になります。

雪のトンネルで別の出入り口まで繋がっている所もあります。
ロウソクが至るところに灯って結構明るいですし、外より暖かい感じです。
足元はツルツルでとっても滑りやすいので、ゆっくり進みます・・・。

雪の旅籠の中には、お店もあります。
雪でカウンターや棚まで作ってあります。
写真は、製麺所の直売所みたいです。他に、和菓子屋やアクセサリー屋
などがありました。

雪の旅籠の中には、神社まであります。もちろん仮想のお遊びですが。
写真は、大きなハートが壁面に彫られている通り、良縁の神様みたいです(笑)

外側も、色々と凝ってます。
湯殿山(出羽三山のひとつ)を祀ってみたり。

お地蔵さん?が並んでいたり。

こちらはウサギ。

雪で作った、雛人形。ちょうど雛祭りのシーズンでもありますし。
どれも、ロウソクに照らされて温かみがあります。

宿場町の中心部には、テントが張られて売店ブースが開設されていました。
とっても寒いので、暖かい飲み物や食べ物を取って体を温めます。
ちなみに、トイレは通りに並ぶ温泉宿を利用します。
暖かい建物の中に入ると、もうこのまま温泉に入ってゆっくり泊まりたくなります。。。

会場の奥にあるアイスバー。
こちらは、LEDの光でクールな感じになっております。

中はけっこう奥行があります。通路の両側にテーブル席があり、一番奥に
カウンターがあります。
全体的に青色で照らされて、なかなかお洒落な感じです。

雪と氷のカウンターも、LEDの照明や並ぶお酒で洒落た雰囲気です。
こうなると、もう何か一杯飲みたくなりますよね~^^

こちらが、アイスバーのメニュー(クリックで拡大します)。
人気の看板メニューは、体が温まるホットワイン。
ノンアルコールの飲み物もあります。

テーブル席も、氷のテーブルがLEDで光っていてお洒落な感じです。
席に座った方は、皆さん記念撮影してしまいう美しさ。

こちらは、氷で出来た「ICE」の飾りが印象的な2人用立席。

雪壁に縦に並んだ灯りが印象的な2人用立席。
もう、全てが非日常的でお洒落なアイスバーでした。
LEDは、ロウソクの暖かい光とは違った綺麗さがありました。
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月山志津温泉へ行くには、山形から鶴岡・酒田へ向かう国道112号線から、
旧国道の峠道へ入ります。
山形自動車道「月山IC」の少し手前あたりになります。

旧国道112号線を、月山へ向かって登って行きます。
道路の両側は雪の壁がスゴい!豪雪地帯である事を思い知らされます。
この積雪があって、雪の旅籠という大きな雪像が作製可能となるのですね。

月山志津温泉の入口に到着すると、駐車場へ誘導されます。
車を駐車したら、写真中央の小屋で「通行手形」を500円(中学生以下無料)で
購入し会場へ入ります。

駐車場は、この様な感じ。

雪と灯りで作られた幻想的な宿場町。
寒い冬に、雪の塊(雪像)を見るのに、とても暖かい気持ちになるイベントです。
できれば、宿泊しながらゆっくり堪能したいですね。。。
~月山志津温泉 雪旅籠の灯り~
開催期間 : 2月最終の金土日曜日、3月第1の金土日曜日
場 所 : 山形県西川町志津地区 月山志津温泉街内
点灯時間 : 18:00 ~ 21:00
入 場 料 : 500円(中学生以下無料)
> 月山志津温泉 雪旅籠の灯り 公式サイト
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