
釜石駅 乗り入れ3路線全ての終着駅
|Posted:2013/06/23 12:34|Category : 岩手県 鉄道駅|
北上山地を越えて釜石へ到着し、まずは釜石駅へ行ってみました。
釜石駅は、JR釜石線・山田線と三陸鉄道南リアス線の3路線が乗り入れる
駅です。3路線全ての終着駅(終点)でもあります。

釜石駅舎の全景です。左側の大きい駅舎はJR、右側は三陸鉄道の駅舎で、
分かれて独立しています。
東日本大震災による津波で、駅舎を含めた一帯は冠水した様ですが、現在
では津波が来たとは思えない程、綺麗になっていました。
まずは、三陸鉄道の釜石駅を覗いてみました。

駅舎の外観です。

駅舎内です。
三陸鉄道南リアス線は、東日本大震災により大きな被害を受け、現在でも
三陸~釜石間は運休中です(復旧工事中)。
ですので、釜石駅に三陸鉄道の列車は来ません・・・。
運休中のため、発券窓口や待合室はその役割が無く、カフェ・売店として
営業していました。
真ん中に大きな鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)があり、これを囲む形
でテーブルがあり、カフェとして食事ができる様になっています。

三陸鉄道のグッツが沢山並ぶ売店コーナー。
パンフレット、書籍、コップ、玩具、フィギア、鉄道模型。。。沢山のグッツ
が並びます。
現在は広報的役割を果たしている感じですが、早期の復旧運行再開を願
うばかりです。。。
次は、JRの釜石駅です。

二階建ての立派な駅舎です。震災後2012年に改装され、明るく近代的な
姿に一新しました。

駅舎内は、二階吹き抜けの広い空間となっています。
天井から吊るされた、桜をイメージしたピンクの装飾が綺麗です(^^)

NEWDAYS(コンビニ)と、立ち食いそば屋が入居し、食事ができる
テーブルと椅子も並び、ローカル駅にしてはなかなかの充実ぶりです。

釜石駅の構内~釜石線の普通列車(キハ100)が停車中。
JRはホーム2本に4番線、奥に三陸鉄道のホームが1面1線、合計すると
1~5番線あります。

快速用の列車(キハ110)が待機中。。。

釜石駅前には、新日鐵住金釜石製鐵所の大きな工場がそびえています。
釜石は、日本の近代製鉄業発祥の地です。
江戸時代の1727(享保12)年、釜石の山沿いに釜石鉱山が発見されて
から、釜石は鉄の町となります。
海岸沿いに日本最初の製鉄所ができ、鉱山から鉱物を運ぶために鉄道が
開通しました。
このような歴史のため、釜石駅は街中ではなく製鉄所前にあります。

駅前には、釜石復興の鐘が設置されています。
2011年12月31日に除幕されたこの鐘、震災で亡くなられた方々
への鎮魂、釜石の復興、震災を後世に伝えるための記憶、未来への希望
を込めた鐘として、釜石市の有志による釜石復興の風プロジェクトにて
製作されました。
資金を募るため300円のうちわを販売したところ、全国から注文が相
次ぎ、約3週間で用意した1万本が完売したとの事で、当時の震災に対
する関心の高さが伺えるエピソードです。

駅から、JR線が伸びる山側を撮影。
駅を出ると線路が2本にまとまります。
1本は西へ向かって山越えする釜石線で、津波の影響が無かったので、
震災の翌月より運行を再開しています。
もう1本は三陸沿岸を北上する山田線。こちらは震災の津波による被害
が甚大で、今でも復旧の目処すら立っていません・・・。
東日本大震災以前の様に、3路線全ての列車がまた走れるよう、復旧を
願うばかりです。
三陸鉄道南リアス線の車内案内放送を収録したCD。
復興支援として代金の一部は寄付されます。

JR釜石・山田線を走る(現在は釜石線のみ)快速はまゆり。
列車の精密Nゲージ模型です。

釜石駅は、JR釜石線・山田線と三陸鉄道南リアス線の3路線が乗り入れる
駅です。3路線全ての終着駅(終点)でもあります。

釜石駅舎の全景です。左側の大きい駅舎はJR、右側は三陸鉄道の駅舎で、
分かれて独立しています。
東日本大震災による津波で、駅舎を含めた一帯は冠水した様ですが、現在
では津波が来たとは思えない程、綺麗になっていました。
まずは、三陸鉄道の釜石駅を覗いてみました。

駅舎の外観です。

駅舎内です。
三陸鉄道南リアス線は、東日本大震災により大きな被害を受け、現在でも
三陸~釜石間は運休中です(復旧工事中)。
ですので、釜石駅に三陸鉄道の列車は来ません・・・。
運休中のため、発券窓口や待合室はその役割が無く、カフェ・売店として
営業していました。
真ん中に大きな鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)があり、これを囲む形
でテーブルがあり、カフェとして食事ができる様になっています。

三陸鉄道のグッツが沢山並ぶ売店コーナー。
パンフレット、書籍、コップ、玩具、フィギア、鉄道模型。。。沢山のグッツ
が並びます。
現在は広報的役割を果たしている感じですが、早期の復旧運行再開を願
うばかりです。。。
次は、JRの釜石駅です。

二階建ての立派な駅舎です。震災後2012年に改装され、明るく近代的な
姿に一新しました。

駅舎内は、二階吹き抜けの広い空間となっています。
天井から吊るされた、桜をイメージしたピンクの装飾が綺麗です(^^)

NEWDAYS(コンビニ)と、立ち食いそば屋が入居し、食事ができる
テーブルと椅子も並び、ローカル駅にしてはなかなかの充実ぶりです。

釜石駅の構内~釜石線の普通列車(キハ100)が停車中。
JRはホーム2本に4番線、奥に三陸鉄道のホームが1面1線、合計すると
1~5番線あります。

快速用の列車(キハ110)が待機中。。。

釜石駅前には、新日鐵住金釜石製鐵所の大きな工場がそびえています。
釜石は、日本の近代製鉄業発祥の地です。
江戸時代の1727(享保12)年、釜石の山沿いに釜石鉱山が発見されて
から、釜石は鉄の町となります。
海岸沿いに日本最初の製鉄所ができ、鉱山から鉱物を運ぶために鉄道が
開通しました。
このような歴史のため、釜石駅は街中ではなく製鉄所前にあります。

駅前には、釜石復興の鐘が設置されています。
2011年12月31日に除幕されたこの鐘、震災で亡くなられた方々
への鎮魂、釜石の復興、震災を後世に伝えるための記憶、未来への希望
を込めた鐘として、釜石市の有志による釜石復興の風プロジェクトにて
製作されました。
資金を募るため300円のうちわを販売したところ、全国から注文が相
次ぎ、約3週間で用意した1万本が完売したとの事で、当時の震災に対
する関心の高さが伺えるエピソードです。

駅から、JR線が伸びる山側を撮影。
駅を出ると線路が2本にまとまります。
1本は西へ向かって山越えする釜石線で、津波の影響が無かったので、
震災の翌月より運行を再開しています。
もう1本は三陸沿岸を北上する山田線。こちらは震災の津波による被害
が甚大で、今でも復旧の目処すら立っていません・・・。
東日本大震災以前の様に、3路線全ての列車がまた走れるよう、復旧を
願うばかりです。
三陸鉄道南リアス線の車内案内放送を収録したCD。
復興支援として代金の一部は寄付されます。

JR釜石・山田線を走る(現在は釜石線のみ)快速はまゆり。
列車の精密Nゲージ模型です。

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