
惜別~マリンピア松島水族館 閉館までカウントダウン
|Posted:2015/02/19 00:30|Category : 宮城県 観光スポット|
日本三景のひとつである松島には様々な見所がありますが、その中でも
代表的なスポットのひとつが、マリンピア松島水族館です。
開館は1927(昭和2)年と古く、日本で2番目に長い歴史を持つ水族館で、
同じ場所で営業を続ける民営水族館としては日本最古です。
※国内最古の水族館は、富山県魚津市にある魚津水族館です。
1913(大正2)年創立で、場所は2回移転しています。
このマリンピア松島水族館ですが、残念ながら今年の5月10日(日)の営業
を最後に閉館となり、88年の歴史の幕を閉じます。。。(泣)
そこで、閉館前に・・・お別れの意味も込めて行って来ました。

松島海岸の一角にある、マリンピア松島水族館。
エントランスには、閉館を告げる横断幕が掲げられています。

発券所で入園券を購入し、ゲートを通って入館します。
~入館料~
・大人 :1,400円
・小中学生: 700円
・幼児 : 350円

ゲートを入ると、全面屋根が掛かった園内広場が広がります。
遊具や飲食等の施設が揃っています。詳しくは記事後半に触れます。
正面に、閉館までの日数をカウントダウンするボードが設置されました。

園内広場の奥には、ペンギンランドとして7種のペンギンがいます。
土日祝日には、「ペンギンと一緒に写真を撮ろう」、「ペンギン餌付け体験」が
行われます。

園内広場では、期間限定で「クリオネ」が展示されています。
羽根を広げた天使の様な姿から「流氷の天使」と呼ばれている、神秘的で
可愛くてとても小さい巻貝の仲間です。
最後なので、盛大に1,000匹が水槽で泳ぎ回っています。
※クリオネの展示は3月下旬までの予定。

園内広場の東側より、さっそく水族館の中に入ります。。。
隣には、「アシカショー」の会場があります。こちらも後述致します。

水族館に入ると、最初はジャングルゾーンとなっており、最初がピラニアから
始まるというインパクトw
バカでかいピラルクをはじめ、お笑い番組で捕まえる様な巨大な淡水魚が
いろいろ泳いでいます。

個水槽(小さな水槽が並んだ)コーナー。
食卓でもお馴染みのカレイ、砂地の海底でじっとしているイメージでしたが、
ウネウネと体をくねらせながら海中を泳ぐ姿は異様で、壁面を結構なスピー
ドで滑り落ちる様子はインパクトがあります(汗)

広い水槽を結構なスピードで泳ぎ回るゴマアザラシ。
正面から顔を見ると、まるで人間のオヤジの様な顔でした・・・w

海の不思議館というエリア。
カラフルな様々なクラゲが、真っ青にライトアップされた水槽をゆったりと
泳ぐ姿を見ると癒されます。。。

半透明のクラゲがライトアップされると、何とも幻想的な光景となります。
クラゲを見ると癒される、というのが良く分かります。

一時期、ウーパールーパーとして一世を風靡したので皆さんご存知のはず。
正式には「メキシコサラマンダー」という名前なんです。
見れば見るほど不思議な生き物です。

黒潮の海、というテーマの大きな水槽。大小様々な魚が泳ぎ回ります。
写真は、明るいブルーの体が綺麗な「ナポレオンフィッシュ(和名メガネモチ
ノウオ)」。その他、サメやエイ、鯛なども泳いでいます。

そのカラーリングからパンダイルカとも呼ばれる「イロワケイルカ」。
遊び好きの様で、ガラスの前にやってきて愛想を振りまいてくれます。
顔をガラスに近づけると、結構向こうから寄って来てくれます。
展示している水族館は少ないのですが、その中で松島水族館のイロワケ
イルカが最もフレンドリーだとも言われています。

大小様々なウミガメもおります。
一番大きいウミガメは巨大で、コバンザメがピッタリ付いて泳ぐ程のレベルです。

サンゴの海をテーマとしたカラフルな水槽。

最後は「おもしろアクア・ラボ」と言う、体験型のスペース。
水を勢いよく飛ばすテッポウウオ、人の肌の角質をついばむ事で、ドクター
フィッシュとも呼ばれるガラ・ルファ、800ボルトもの電気を放出するデンキ
ウナギがいます。

出口には、海の生き物をモチーフとした様々なグッツを販売している「マリン
ショップ」があります。キーホルダーの様な小物から、文房具や菓子やぬいぐ
るみまで色々揃っています^^

松島水族館のメインイベントである「アシカのショー」。観客席は人で埋め尽く
されます。拍手や泣いたふりと言った細かい芸から、大ジャンプやバレーまで、
色々見せてくれるアシカちゃん達です。

水族館を一通り見学したら、園内広場に戻って来ます。
椅子とテーブルが沢山並んでいますので、軽食を食べながら休憩できます。

更に、モノレールや汽車、メリーゴーランド、アストロジェット、バッテリーカー、
色々なゲームも設置されていて、小さな遊園地の様な感じですので、子供を
遊ばせる事もできます。広場全体が屋根で覆われていますので、雨の日でも
気にせず外で遊ばせる事ができるのも◎!

園内広場に隣接した建物にも、大きな売店があります。
こちらは、海に関係する様々なグッツはもちろん、地元のお土産品も揃っており、
なかなかの充実ぶりなのです。

「88年間ありがとう」のサヨナラボード。
最後に「やっぱり閉館しちゃうんだ」という念押しに哀愁を感じるのでした。。。
宮城県民であれば、小学校の遠足で必ず皆来たであろう松島水族館。
その様な事もあって思い入れもありますので、閉館は非常に残念です。
新しい水族館では味わえない、シンプルで昭和ちっくなノスタルジーを感じる
園内。なかなかお金を掛けられないであろう事情もあるでしょうが、それでも
様々に工夫して来場者に楽しんでもらおうという気持ちが伝わる雰囲気を
感じる事ができ、こういった温かいもてなしがあるスポットが無くなってしまう
のは寂しい限りです・・・(ToT)
閉館間際はGWである事もあり混雑が予想されます。
訪問を予定される場合は、早めに行かれる事をお勧め致します。
> マリンピア松島水族館 公式サイト
~~~
マリンピア松島水族館は、老朽化や来場者の減少等の理由により閉館して
しまいますが、それを引き継ぐべく、2015年7月に「仙台うみの杜水族館」が
仙台港にオープンします!

松島水族館と運営会社は異なりますが、飼育動物や飼育員は引き継がれます。
> 仙台うみの杜水族館 仙台水族館開発株式会社
代表的なスポットのひとつが、マリンピア松島水族館です。
開館は1927(昭和2)年と古く、日本で2番目に長い歴史を持つ水族館で、
同じ場所で営業を続ける民営水族館としては日本最古です。
※国内最古の水族館は、富山県魚津市にある魚津水族館です。
1913(大正2)年創立で、場所は2回移転しています。
このマリンピア松島水族館ですが、残念ながら今年の5月10日(日)の営業
を最後に閉館となり、88年の歴史の幕を閉じます。。。(泣)
そこで、閉館前に・・・お別れの意味も込めて行って来ました。

松島海岸の一角にある、マリンピア松島水族館。
エントランスには、閉館を告げる横断幕が掲げられています。

発券所で入園券を購入し、ゲートを通って入館します。
~入館料~
・大人 :1,400円
・小中学生: 700円
・幼児 : 350円

ゲートを入ると、全面屋根が掛かった園内広場が広がります。
遊具や飲食等の施設が揃っています。詳しくは記事後半に触れます。
正面に、閉館までの日数をカウントダウンするボードが設置されました。

園内広場の奥には、ペンギンランドとして7種のペンギンがいます。
土日祝日には、「ペンギンと一緒に写真を撮ろう」、「ペンギン餌付け体験」が
行われます。

園内広場では、期間限定で「クリオネ」が展示されています。
羽根を広げた天使の様な姿から「流氷の天使」と呼ばれている、神秘的で
可愛くてとても小さい巻貝の仲間です。
最後なので、盛大に1,000匹が水槽で泳ぎ回っています。
※クリオネの展示は3月下旬までの予定。

園内広場の東側より、さっそく水族館の中に入ります。。。
隣には、「アシカショー」の会場があります。こちらも後述致します。

水族館に入ると、最初はジャングルゾーンとなっており、最初がピラニアから
始まるというインパクトw
バカでかいピラルクをはじめ、お笑い番組で捕まえる様な巨大な淡水魚が
いろいろ泳いでいます。

個水槽(小さな水槽が並んだ)コーナー。
食卓でもお馴染みのカレイ、砂地の海底でじっとしているイメージでしたが、
ウネウネと体をくねらせながら海中を泳ぐ姿は異様で、壁面を結構なスピー
ドで滑り落ちる様子はインパクトがあります(汗)

広い水槽を結構なスピードで泳ぎ回るゴマアザラシ。
正面から顔を見ると、まるで人間のオヤジの様な顔でした・・・w

海の不思議館というエリア。
カラフルな様々なクラゲが、真っ青にライトアップされた水槽をゆったりと
泳ぐ姿を見ると癒されます。。。

半透明のクラゲがライトアップされると、何とも幻想的な光景となります。
クラゲを見ると癒される、というのが良く分かります。

一時期、ウーパールーパーとして一世を風靡したので皆さんご存知のはず。
正式には「メキシコサラマンダー」という名前なんです。
見れば見るほど不思議な生き物です。

黒潮の海、というテーマの大きな水槽。大小様々な魚が泳ぎ回ります。
写真は、明るいブルーの体が綺麗な「ナポレオンフィッシュ(和名メガネモチ
ノウオ)」。その他、サメやエイ、鯛なども泳いでいます。

そのカラーリングからパンダイルカとも呼ばれる「イロワケイルカ」。
遊び好きの様で、ガラスの前にやってきて愛想を振りまいてくれます。
顔をガラスに近づけると、結構向こうから寄って来てくれます。
展示している水族館は少ないのですが、その中で松島水族館のイロワケ
イルカが最もフレンドリーだとも言われています。

大小様々なウミガメもおります。
一番大きいウミガメは巨大で、コバンザメがピッタリ付いて泳ぐ程のレベルです。

サンゴの海をテーマとしたカラフルな水槽。

最後は「おもしろアクア・ラボ」と言う、体験型のスペース。
水を勢いよく飛ばすテッポウウオ、人の肌の角質をついばむ事で、ドクター
フィッシュとも呼ばれるガラ・ルファ、800ボルトもの電気を放出するデンキ
ウナギがいます。

出口には、海の生き物をモチーフとした様々なグッツを販売している「マリン
ショップ」があります。キーホルダーの様な小物から、文房具や菓子やぬいぐ
るみまで色々揃っています^^

松島水族館のメインイベントである「アシカのショー」。観客席は人で埋め尽く
されます。拍手や泣いたふりと言った細かい芸から、大ジャンプやバレーまで、
色々見せてくれるアシカちゃん達です。

水族館を一通り見学したら、園内広場に戻って来ます。
椅子とテーブルが沢山並んでいますので、軽食を食べながら休憩できます。

更に、モノレールや汽車、メリーゴーランド、アストロジェット、バッテリーカー、
色々なゲームも設置されていて、小さな遊園地の様な感じですので、子供を
遊ばせる事もできます。広場全体が屋根で覆われていますので、雨の日でも
気にせず外で遊ばせる事ができるのも◎!

園内広場に隣接した建物にも、大きな売店があります。
こちらは、海に関係する様々なグッツはもちろん、地元のお土産品も揃っており、
なかなかの充実ぶりなのです。

「88年間ありがとう」のサヨナラボード。
最後に「やっぱり閉館しちゃうんだ」という念押しに哀愁を感じるのでした。。。
宮城県民であれば、小学校の遠足で必ず皆来たであろう松島水族館。
その様な事もあって思い入れもありますので、閉館は非常に残念です。
新しい水族館では味わえない、シンプルで昭和ちっくなノスタルジーを感じる
園内。なかなかお金を掛けられないであろう事情もあるでしょうが、それでも
様々に工夫して来場者に楽しんでもらおうという気持ちが伝わる雰囲気を
感じる事ができ、こういった温かいもてなしがあるスポットが無くなってしまう
のは寂しい限りです・・・(ToT)
閉館間際はGWである事もあり混雑が予想されます。
訪問を予定される場合は、早めに行かれる事をお勧め致します。
> マリンピア松島水族館 公式サイト
~~~
マリンピア松島水族館は、老朽化や来場者の減少等の理由により閉館して
しまいますが、それを引き継ぐべく、2015年7月に「仙台うみの杜水族館」が
仙台港にオープンします!

松島水族館と運営会社は異なりますが、飼育動物や飼育員は引き継がれます。
> 仙台うみの杜水族館 仙台水族館開発株式会社
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