寝台特急「北斗星」完全廃止・・・ブルートレインの終焉(ノД`)

臨時寝台特別急行列車(寝台特急)北斗星
青函トンネルが開業した1988(昭和63)年、初めて東京と北海道を
乗り換え無しで直行する列車として運行を開始した列車です。

上野~札幌間(約1,200km)を約16時間で結び、食堂車やロビーカー、
豪華な個室寝台を連結し「日本初の豪華寝台特急」と言われています。

最盛期には1日3往復走っていましたが、今年2015(平成27)年3月の
ダイヤ改正時に定期運行が終了。
その後は、臨時列車として週3往復運行されていましたが。。。
今年8月21日の上野発、8月22日の札幌発の運行を最後に、完全廃止
となりました。

廃止前に何度か写真を撮りましたので、メモリアル的?にご紹介致します。


寝台特急北斗星1仙台駅EF510

仙台駅に入線した、札幌行の北斗星。
ヘッドマークを掲げた機関車が12両の客車を牽引する、ブルーで統一
されて美しい貫禄ある列車です。
今の日本では、機関車が客車を引く列車自体が貴重です。

仙台駅では、20:57に到着する下り北斗星は1番線に入るので、向かい側
の3番線から撮影するのが一般的でした。
ところが、5月30日から開通した仙石東北ラインの列車が、北斗星が来る
直前に3番線に入る様になったので、まったく見えなくなりました><

寝台特急北斗星2仙台駅電光表示板

もう見れなくなった「北斗星 札幌行」の電光表示板。
行き先が札幌って、旅情誘いますね~。
ちなみに、札幌行きの列車は、まだ「カシオペア」が残っています。

寝台特急北斗星3仙台駅乗車位置案内

ホームの足元には、北斗星の乗車位置案内がありました。
ちなみに、四角い流れ星マークは、国鉄時代から使われている、寝台特急
(ブルートレイン)のマークです。

寝台特急北斗星4仙台駅EF510

綺麗に整備された青い客車は、照明を反射して美しく輝いて見えます。
しかし、昭和48年~昭和55年に製造された車両は、新しいものでも35年も
経っており、客車の老朽化も廃止の一因となっています。
綺麗に見えますが、近くに寄ってみると結構傷んでいる事が分かります。
故障も増えていると思われ、安全に運行するのが難しいと判断されても、致し
方ありません・・・。

流れ星が描かれたEF510機関車は、平成21年に製造された新しいもの。
新しい機関車が登場したので、まだまだ北斗星は走ると思ったのですが・・・。

寝台特急北斗星5仙台駅行き先表示

客車のサボ(行き先表示板)。LED表示が普通になりましたが、まだ方向幕
(紙?布?)なのが逆にソソられます。
北の大地「札幌行き」は、やっぱり旅情を掻き立てられます。

寝台特急北斗星6仙台駅最後尾

北斗星の最後尾。北斗七星が描かれた「北斗星」のテールマークが見えます。


寝台特急北斗星7船岡春

春に撮った、桜の名所である「白石川堤一目千本桜」をバックに走る北斗星です。
今年新しく出来た「しばた千桜橋」より撮影。
朝5:00頃通過する、上野へ向かう上り北斗星。日の出間もなくて薄暗く、コンデジで
フラッシュを使わないで撮るのは、やはり上手くいかずボケてしまいました(泣)

・鉄道写真は、運転士さんの妨げにならない様、フラッシュを焚かないで撮影するのが
 マナーなのです。

寝台特急北斗星8船岡春

機関車は、カシオペア仕様の銀色でした・・・。

寝台特急北斗星9船岡春

この写真は、以前にも公開済みのものを再利用^^;
ピンクの桜並木と、ブルーの北斗星の組み合わせが良くて、お気に入りなんです。

寝台特急北斗星10船岡夏

夏に船岡でリベンジ撮影を敢行^^;
日の出も早くなって春より明るくなり、さらに距離を取って船岡城址公園の「橡の木は
残った展望台」より撮影しましたが、あまり上手く撮れませんでした。
写真の奥深さを痛感した訳であります・・・。

寝台特急北斗星11船岡夏

緑の白石川堤一目千本桜を通過する、青い北斗星。
編成の真ん中くらいに、1両だけ屋根の形が違う客車が分かりますでしょうか?
その車両が食堂車なんです。


寝台特急北斗星12福島駅EF510

朝5:36、上野行き上り北斗星は福島駅に停車します。
もっと明るくなれば、まともにコンデジで撮れるだろうと、福島まで南下遠征ですw

駅のホームで撮ろうと思ったら、北斗星通過後に始発普通電車が発車するまで
改札が開かないと立て看板があり・・・急遽駅の外へ移動するハメに><
そんな事で苦労しましたが、やっとハッキリした姿を撮影できました。
ヘッドマークもハッキリ見えます^^

寝台特急北斗星13福島駅EF510

朝日を浴びて、福島駅を出発した北斗星。
機関車が、また銀色(カシオペア仕様)なんですけど・・・。

寝台特急北斗星14福島駅最後尾

なぜか旅情を誘う寝台列車の後ろ姿。
ブルートレインは、子供の頃から憧れの列車でした。。。
いつか乗ってみたいと思い続けて大人になってしまいましたが、結局色々な都合で
乗る機会が無く、気付いたらブルートレインは無くなってしまいました。
そんな事で、自分の中では大変心残りな訳です・・・残念!


~ブルートレインについて~

北斗星の廃止により、ブルートレインが無くなってしまった~と、各種報道で言われて
います。寝台列車はまだ残っているけど、ブルートレインってどういう意味なの?

場合によって解釈は分かれますが・・・主に、青色の寝台客車で運転される寝台特急の
愛称です。

ブルートレインの登場は、約60年前の1958(昭和33)年まで遡ります。
東京~博多間を結んでいた戦後初の夜行特急「あさかぜ」で、冷暖房を全車完備し、
A寝台と食堂車を連結した夜行特急用20系客車が登場しました。

それまでは、特急でも様々な種類の客車を雑然と編成するのが一般的でしたが、
夜をイメージした青色で塗られた、寝台特急専用の客車で統一された20系客車は斬新で
その豪華さから「走るホテル」として当時は話題になったそうです。
それ以来、青い専用客車で運転される寝台特急は「ブルートレイン」と呼ばれる様になった
のです。

この定義に合わせると、残るブルートレインは「北斗星」のみで、銀色の「カシオペア」や、
電車の「サンライズ出雲・瀬戸」、急行である「はまなす」はブルートレインでは無いと言う
事になります。


豪華寝台特急の元祖「北斗星・トワイライトエクスプレス」をじっくりDVDで。


北斗星牽引EF510機関車の1/150スケールNゲージ鉄道模型。


北斗星B寝台を1/12スケールで忠実再現したドールハウス。


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Comment

No title

いいですねー!ブルートレイン。わくわくします。
「いつか乗ってみたいと思い続けて大人になってしまいましたが、
 気付いたらブルートレインは無くなってしまいました。」
同感です・・・。
実家が線路沿いなのですが、夜見ると
グランシャリオのテーブルランプがほんとにきれいでした。
北斗星から、実家をみるのが夢だったのですが
そしたらなんと、鉄っちゃんの甥っ子がおばあちゃんと、
この夏乗って来たっていうじゃないですか!高額チケットです。
「孫のためなら」です(笑) 

No title

右肩さん、こんにちは(´∀`)

ブルートレイン、本日で完全廃止なんですね (T_T)

『ブルートレインは、子供の頃から憧れの列車でした。。。
いつか乗ってみたいと思い続けて大人になってしまいましたが、結局色々な都合で乗る機会が無く、気付いたらブルートレインは無くなってしまいました。』

すごく心に染み入る言葉です。
同じ気持ちですので。
子供の頃、ブルートレインに乗って「すごく遠く」に行ってみたいと思っていました。
列車の中で寝泊りしてみたかったのもあったのですが、寝台列車というのが「すごく遠くへ行く」ことの象徴だったんです。
あの青い色も大好きでした。
結局、右肩さんと同じく乗らずじまいになってしまったのですが…。

「白石川堤一目千本桜」と寝台特急「北斗星」の写真、素晴らしいですね。
乗ることは叶わなかったけど、この写真は一生の記念になりますね。

ぴよ社長さん

実家が線路沿いなのですか~家から北斗星が見れたなんて、
羨ましいですね!

>グランシャリオのテーブルランプがほんとにきれいでした。
テーブルランプのお陰でしょうか、食堂車だけ違うオーラを放って
いましたね~。あそこでの食事は最高でしょうね。

>北斗星から、実家をみるのが夢だったのですが
人それぞれの思い入れがあるのですね。
最後の夏に北斗星に乗れた、おばあちゃんと甥っ子さんが羨ましいです。
お金があっても、切符を取るのは苦労されたのではないでしょうか?

はなみづきさん

ブルートレイン、乗りたいと思っていて乗れなかった方、結構多いのですね~
それだけ、他とは違う特別な列車だったのですね。

>列車の中で寝泊りしてみたかったのもあったのですが、寝台列車というのが
「すごく遠くへ行く」ことの象徴だったんです。
その通りですね~自分もそう思ってました。
東海道線は、毎日九州へ向かうブルートレインが何本も走っていた時代もあり
ましたね。。。

乗れなかった代わりに、ここ数ヶ月は何度か北斗星の写真を撮ってみた訳です。
会社帰りに仙台駅へ寄ったり、徹夜をしたり、ちょっと頑張ってみました(笑)

No title

こんばんは^^
北斗星、ニュースで見ましたが、
寂しいものですね。。
歴史のある寝台列車が徐々に廃止されて
いくのは時代の流れとはいえ、残念に思います。
右肩さんが撮影された写真で在りし日の
北斗星を楽しむことができました^^

テン3さん

ダイヤ改正の度に、夜行列車が廃止されるのは本当に寂しいですね。。。
今回の北斗星で、ブルートレインは絶滅してしまいましたし(;_;)

青森と札幌を結ぶ寝台急行「はまなす」も、いつまで走れるのでしょうか。
青い寝台客車を連結し、しかもJR唯一の急行らしいですよ、貴重な列車です。
一度、夜行列車を体験してみたいものです。
「ななつ星」のような豪華クルーズトレインでは無くてw

No title

ご無沙汰してます。
このところ色々と忙しくてちょっと余裕をなくしてました。

ブルートレイン、残念ですね。
かねてより撮影に奔走してらした様ですので、その思いはなおさらかと思います。

私は寝台特急に3回乗った事があるのですが、遥か昔、40年程前のことです。
いずれも鹿児島・愛知間の乗車でしたが、それがブルートレインだったのかどうかは分かりません。

その後も、暮れてゆく車窓の景色や夜が明けてゆく沿線の街の様子が忘れられず、「いつかまた寝台列車で旅してみたい」と思い続けていました。
でもあとは皆さんと同じく、「いつか、いつか」と思っているうちに無くなっちゃいました。
中でも一番の憧れはトワイライトエクスプレスだったんですが・・・。

自由人さん

お忙しいところ、コメントありがとうございます。

>暮れてゆく車窓の景色や夜が明けてゆく沿線の街の様子
夜汽車で、流れる景色をゆっくり何も考えずボーと眺めて見たかったです。

子供の頃は、九州へ向かうブルートレインは憧れでした。
あさかぜ、富士、さくら、はやぶさ、みずほ等々、どれもブルートレインの中でも花形でした。
今はひとつも残っていないですね・・・。
ですが、列車名はけっこう新幹線に引き継がれている気がしますね。
はやぶさは、今では東北新幹線の列車名になっていますね(笑)

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