
宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センター
|Posted:2017/12/31 03:22|Category : 宮城県 工場・施設見学|
宮城県角田市には、JAXA角田宇宙センターがあります。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)と言えば、ロケットをはじめ日本の
宇宙開発事業を行っているところとして皆さんもご存知でしょう。
日本政府の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関として、
基礎研究から開発・利用まで行っている機関です。
2003年に、宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、
宇宙開発事業団(NASDA)の3機関が統合したものです。
日本でロケットと言えば、ロケットを打ち上げる種子島や、総合施設
である筑波などを想像しますが、ロケットの心臓部であるエンジンの
研究・開発を行っているのが、角田宇宙センターなのです。

広大な敷地で、道路からは森にしか見えない角田宇宙センターですが、
一般の方が入れる見学施設があります。
「展示室」と書かれた看板があるゲートから入ります。

車を一度止めて、守衛所で記帳(受付)します。

入館証(シールタイプ)と案内図が渡されます。

受付を終えたら、車で敷地に入って行きます。
すぐに、緑に囲まれた駐車場に到着します。
奥に、展示施設の建物と、ロケットらしきものが見えます。

駐車場の奥にある野外展示場。
ロケットの1/10サイズ模型(H-II、H-IIA増強型)、H-IIロケットのエンジン
実機(LE-5、LE-7)、H-IIロケット第2段燃料タンクの実機といった、
試験で使われた貴重な実物が展示されています。
※打ち上げたロケットのエンジン等は、使用後は投棄され、燃え尽きて
無くなります。ですので実機とは試験で使用したものとなります。

野外展示場を見たら、宇宙開発展示室がある建物に入ってみます。

建物に入ると、日本歴代ロケットの1/20サイズ模型が出迎えてくれます。

レクチャールームです。
JAXA、宇宙、ロケットに関するビデオ(一般向け・子供向け)が揃っています。
自由に視聴する事が出来る様です。

ロケットエンジンのあゆみのコーナー。
試験で使用されたロケットエンジンをはじめ、エンジンで使用される主要部品の
カットモデル等が展示・解説されています。
打ち上げに失敗し、原因究明のため海底から引き上げられたH-IIロケット8号機の
LE-7エンジン(実物)もあります。

ロケットエンジンは、非常に複雑で繊細な姿が印象的です。
自動車は約3万点の部品で出来ていると言われていますが、ロケットはエンジンだけで
約10万点以上もの部品で構成されています。
非常に複雑で、高度な技術が必要である事が分かります。

未来のロケットのコーナー。
次世代のロケットとして、飛行機の様に何度も宇宙と往復できるスペースプレーンや、
これに搭載するスクラムジェットエンジン等が展示されています。
実際に、角田宇宙センターで研究開発が進められています。

日本版有人宇宙船(スペースプレーン)の模型。
これが実現すれば、宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダム等で登場する宇宙艦艇も
夢物語では無くなります。

角田宇宙センター構内案内図です。
広大な敷地内に研究施設が点在しており、今回紹介した施設以外は入れません。
宇宙開発に接する事ができる所は、施設も少なく貴重な存在です。
そんな施設が宮城県内にあるのは素晴らしいですね。
興味がある方は、一度足を運ばれてはいかがでしょうか?
角田宇宙センターの詳細は、以下のサイトをご参照下さい。
>JAXA角田宇宙センター
>ファン!ファン!JAXA角田宇宙センター
>ファン!ファン!JAXAそうだ角田へ行こう!
~角田宇宙センター宇宙開発展示室~
場 所 : 〒981-1525 宮城県角田市君萱字小金沢1
開館時間 : 10:00~17:00
休館日 : 土・日・祝日(11月~3月)ただし3月最終土・日~10月は土日祝は開館。
および年末年始(12/29~1/3)
例年4月・9月の1日づつ、研究施設等が一般公開されるイベントが開催されます。
詳しくは、JAXAのサイトをご確認下さい。



JAXA(宇宙航空研究開発機構)と言えば、ロケットをはじめ日本の
宇宙開発事業を行っているところとして皆さんもご存知でしょう。
日本政府の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関として、
基礎研究から開発・利用まで行っている機関です。
2003年に、宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、
宇宙開発事業団(NASDA)の3機関が統合したものです。
日本でロケットと言えば、ロケットを打ち上げる種子島や、総合施設
である筑波などを想像しますが、ロケットの心臓部であるエンジンの
研究・開発を行っているのが、角田宇宙センターなのです。

広大な敷地で、道路からは森にしか見えない角田宇宙センターですが、
一般の方が入れる見学施設があります。
「展示室」と書かれた看板があるゲートから入ります。

車を一度止めて、守衛所で記帳(受付)します。

入館証(シールタイプ)と案内図が渡されます。

受付を終えたら、車で敷地に入って行きます。
すぐに、緑に囲まれた駐車場に到着します。
奥に、展示施設の建物と、ロケットらしきものが見えます。

駐車場の奥にある野外展示場。
ロケットの1/10サイズ模型(H-II、H-IIA増強型)、H-IIロケットのエンジン
実機(LE-5、LE-7)、H-IIロケット第2段燃料タンクの実機といった、
試験で使われた貴重な実物が展示されています。
※打ち上げたロケットのエンジン等は、使用後は投棄され、燃え尽きて
無くなります。ですので実機とは試験で使用したものとなります。

野外展示場を見たら、宇宙開発展示室がある建物に入ってみます。

建物に入ると、日本歴代ロケットの1/20サイズ模型が出迎えてくれます。

レクチャールームです。
JAXA、宇宙、ロケットに関するビデオ(一般向け・子供向け)が揃っています。
自由に視聴する事が出来る様です。

ロケットエンジンのあゆみのコーナー。
試験で使用されたロケットエンジンをはじめ、エンジンで使用される主要部品の
カットモデル等が展示・解説されています。
打ち上げに失敗し、原因究明のため海底から引き上げられたH-IIロケット8号機の
LE-7エンジン(実物)もあります。

ロケットエンジンは、非常に複雑で繊細な姿が印象的です。
自動車は約3万点の部品で出来ていると言われていますが、ロケットはエンジンだけで
約10万点以上もの部品で構成されています。
非常に複雑で、高度な技術が必要である事が分かります。

未来のロケットのコーナー。
次世代のロケットとして、飛行機の様に何度も宇宙と往復できるスペースプレーンや、
これに搭載するスクラムジェットエンジン等が展示されています。
実際に、角田宇宙センターで研究開発が進められています。

日本版有人宇宙船(スペースプレーン)の模型。
これが実現すれば、宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダム等で登場する宇宙艦艇も
夢物語では無くなります。

角田宇宙センター構内案内図です。
広大な敷地内に研究施設が点在しており、今回紹介した施設以外は入れません。
宇宙開発に接する事ができる所は、施設も少なく貴重な存在です。
そんな施設が宮城県内にあるのは素晴らしいですね。
興味がある方は、一度足を運ばれてはいかがでしょうか?
角田宇宙センターの詳細は、以下のサイトをご参照下さい。
>JAXA角田宇宙センター
>ファン!ファン!JAXA角田宇宙センター
>ファン!ファン!JAXAそうだ角田へ行こう!
~角田宇宙センター宇宙開発展示室~
場 所 : 〒981-1525 宮城県角田市君萱字小金沢1
開館時間 : 10:00~17:00
休館日 : 土・日・祝日(11月~3月)ただし3月最終土・日~10月は土日祝は開館。
および年末年始(12/29~1/3)
例年4月・9月の1日づつ、研究施設等が一般公開されるイベントが開催されます。
詳しくは、JAXAのサイトをご確認下さい。



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